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地球温暖化のこと、学びました!

2016年8月23日

西ブロック企画
■開催日時:8月9日(火曜)午前10時から11時30分
■開催場所:コープらくさい 集会室
夏休みの宿題お助けブロック企画Part2として「夏休み子どもエコ教室」を開催、地球温暖化防止センターの方にお越しいただいて小学生13名とその家族、総勢27名で、地球温暖化について学びました。160823nishisolar0.jpg

始めにクイズ形式のスライドを使って、今、地球上でどのようなことがおこっているのか、わかりやすく説明していただきました。私たちがエネルギーを大量に使ってきたことが原因で、今人類は大きな危機に直面しています。
温暖化の原因は私たちが大気中の二酸化炭素(CO2)を増やしていること。地球上の平均気温が上昇し世界で異常気象が多発したり、世界中の氷河がとけて海面水位の上昇を引き起こす要因にもなっており、CO2などの「温室効果ガス」を減らす対策を今以上に行わないといけないそうです。
160823nishisolar01.jpg温暖化の状況を学んだあと、太陽熱を利用してお湯が沸く「ソーラークッカー」の製作をしました。1.台座の部分を作る 2.集光器(パラボナアンテナのような形のもの)を作る 3.集熱具(空き缶を使用)を作るという工程で進めていきます。まず各パーツをハサミで切る作業ですがパーツがたくさんあってこれが意外と苦戦。大きな厚紙を回したりひっくり返したり、見学の保護者の方も一緒にチョキチョキ、チョキチョキ。熱を集める役割の集熱器は黒く塗った方が熱効率が良いということで缶の表面をマジックで黒く塗るのですが、勢い余って手にマジックを塗ってしまう子がいたり、もくもくと色塗り作業に没頭する子の姿なども見られました。
160823nishisolar02.jpgそして大奮闘ののちに立派なソーラークッカーが完成。「こんなのが作れるよ」と実際にソーラークッカーを使って沸かしたお湯で作ったゆでたまごを見せてもらって子どもたちはお話に興味津々。「へぇ~すごい!」「さっそく帰ったらやってみよう」という声も聞かれました。
次に子どもたちは「お店のエコを探そう」とコープらくさいの店内へ。職員さんに「お店でエコしていることは何ですか?」と質問しました。ひとりで何人もの職員に声をかけて質問する子の姿もあちこちで見られました。職員の方は「ゴミを分別しています」「汚れにくい床にしています」「電気はLEDにしているんですよ」など実際にその箇所を指さしながら丁寧に答えて、子どもたちは熱心にお話を聞いていました。
160823nishisolar04.jpg集会室にもどってお店で聞いてきたこと、見てきたことを各自発表し合いました。最後にひとりずつ名前をよばれて前へ出て。修了証書とコープのお菓子セットを受け取りました。夏休みの一日、エコについて学び、考える良い機会になりました。
<参加者の感想>
・地球温だん化のことが良く分かりました。
・ソーラークッカーをつくる体験ができて良かった。これで一人でもゆで卵がつくれる。早速明日つくってみたい。
160823nishisolar03.jpg・ソーラークッカーを作って火がなくてもりょうりができることを学べた。
・お店でエコをしていることが分かりました。
・(お店で)ペットボトル、牛にゅうパックをリサイクルする、ゆかをよごれにくくするゆかにしたり電気をながもちするようにしたりしているということが分かりました。