パンメーカーのタカキベーカリーから、講師として山口さやかさんに来てもらい、最初に企業紹介のＤＶＤを見るところから始めました。

　そのあと、「石窯パン」についての説明を聞き、また、家でのおいしい食べ方(予熱したオーブントースターで、短時間、高温で温める程度に焼くこと)や、食べきれなかったときは、冷蔵庫だと劣化するので、冷凍保存がおすすめだという２点を教えてもらいました。
　このあと、３班に分かれ、「ディップ」作りに移りました。「クリームチーズ ＆ リンゴ」のディップです。まず、リンゴを皮つきのまま約５ｍｍの角切りに切ります。子供たちは、指に注意するように大人たちに言われながら、ふだん持ちなれない包丁で苦戦しましたが、それぞれ丁寧に楽しんで切っていました。そのあと、柔らかくなったクリームチーズとリンゴジャムと切ったリンゴの３つを混ぜて完成です。包丁は無理だった小さな子供も一所懸命に混ぜていました。
　実習内容はここまででしたが、このあと、試食として、３種のパン、オリーブオイル、さんまと大葉のディップをパンとともにいただき、楽しい時間を過ごすことができました。
　大人の方々の感想からは、全員が、「おいしかった」、「これからも親子で調理する時間を意識的にとっていきたい」、「パン食の楽しみの幅がひろがった」など、子供たちからも、「たのしかった」、「おいしかった」、「しっかり作れてよかった」と好評でした。また、「次回、チャンスがあれば、パン作りの全工程をやってみたい」という声や、「工場見学をしたい」という声がたくさんあがっていました。