西ブロック
京北流!防災・救急について学びました
京北ボランティア連絡協議会
右京社会福祉協議会京北事務所共催
■開催日時:9月8日(木曜)午後1時30分から3時30分
■開催場所:京北合同庁舎3階ホール・会議室
毎年開催されている京北ボランティア連絡協議会の研修会。今年は防災月間、救急週間に合わせ京北流の防災、救急について学ぶことを目的に開かれました。
啓発の一環として1階庁舎前には地震体験車や救急車も登場。AEDの使い方を学べる救命救急のブースもあり、通りがかった方も立ち止まって気軽に体験して行かれる姿も見られました。今回初の試みとして地域の諸団体とのつながりづくりから京都生協も共催の形で参加させていただきました。
当日は会員とそのお知り合い総勢50名が集まり、開会の挨拶の後、右京消防署京北消防出張所所長の高田幸雄氏を講師に「楽しく学ぼう京北の救急」をテーマに、京北の消防体制や大切な命を守るためにできることについてパワーポイントを使ってわかりやすくお話いただきました。思わず聞き入ってしまう高田所長の絶妙の語り口調に、会場は大いに沸いていました。
次に京都生協職員より京都生協の事業や取り組みについて簡単に紹介させていただきました。特に「見守り活動」についてのお話を通して協同組合としての地域への関わりを知っていただくことができました。その後、別室に移動して京都生協から「知って得する備蓄のは・な・し」というテーマのミニ学習会に参加していただきました。はじめに備蓄品としておススメ、栄養価も高く、缶切り不要の大豆ドライパック缶やひじきのドライパック缶を使って火を使わずにできる簡単メニューを紹介しました。「普段、家にある保存食ってどんなものがありますか?」という京都生協職員の問いかけに「缶詰」、「乾物」、「お水」、などいろんな保存食の名前が上がりましたが「う~ん、これといってないなぁ」という声も...。
災害時、京北は支援物資が届くまでに3日はかかるといわれており自宅での備えは欠かすことができない地域です。ただでさえ緊張が続く災害時に食べ慣れない非常食が続くとストレスがさらに増してしまいます。このストレス増を少しでも改善するため、普段食べ慣れた食品を利用してのローリングストック(備蓄品を普段の食事の中で定期的に消費していき食べたら買い足す備蓄の循環)について話をしました。ローリングストックの話は関心が高く、参加者のみなさんは大きくうなずきながら熱心に耳を傾けておられ、会場が一体となったアットホームな雰囲気の学習会となりました。地域のくらしのお役立ちに京都生協がどう関わり深めるのか、地域の方と一緒に考え合って実現した今回の取り組みは、地域の方の声をたくさんいただけた有意義な場となりました。
<参加者の感想>
・ローリングストックなら簡単に出来そうだなと思いました。
・災害が多い近年ローリングストックは良いと思います。
・いつも利用している商品が非常時にも役に立つことが再認識できて良かったです。
・家では考えつかない方法をおそわりました。カレーと大豆はおいしかったです。またいろいろなコラボ商品をおしえてください。
・大豆缶の味がおいしかった。手軽に一品できる。(非常用にもよいが常にもよい)
・簡単で美味しいだけでなく、栄養たっぷりのメニューでよかったです。