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クックチル見学

2008年8月18日

くらしの助け合いの会

■7月29日(火曜) 午前11時~午後2時
■見学場所 尼崎 (株)エイワ
■参加人数 10名

 配食世話人会より、クックチルシステム見学のため、尼崎の(株)エイワに行きました。
ここは生協の事業として今年検討課題となっているセントラルキッチンを提案している会社です。すでに、福祉事業部の葵デイサービスの食事はこのシステムを使っています。到着後、クックチルシステムの説明をうけ、その後、実際の作業をみせていただきました。
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20080818_cookchil02.jpg クックチルシステムとは、クック(つくる)チル(冷やす)と言われるように、食品を安全に調理するために25~50度の細菌繁殖温度帯をすばやく通過して冷やす機械と、できあがったお料理に調味液を入れ、真空状態にしてそのまま空気に触れず配送するシステムのことです。安全性と同時に大量に同一のものが一度に出来上がることも特徴で、ホテルや飛行機の機内食として採用されています。

20080818_cookchil03.jpg 見学のあと、お昼を兼ねてクックチルシステムでできたお料理を試食させていただきました。
 素材の味が生かされ、やさいの歯ごたえやお肉もやわらかく、お魚の臭みもなくとてもおいしく高齢者向きの和惣菜に向いている調理法であること、また光熱費が抑えられ二酸化炭素の排出が少ないエコ調理だとわかりました。

20080818_cookchil04jpg.jpg 配食活動にも半調理で届けてもらうとか、共同購入でこんなお惣菜が買えるようになると便利になるなと思いました。ただ、すべて個包装となっていることが無駄感を禁じ得ませんでした。
 参加者から「これからはおふくろの味から、お袋の味に変わるということやね」との声が出て、爆笑を誘いました。