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認知症サポーター養成講座を実施しました

2010年7月26日

宮津・与謝行政区委員会
■開催日 6月7日(月曜) 午前10時~11時30分
■会場 岩滝コミュニティーセンター
■参加者 25名

 行政区総代会議の中で要望があった、認知症サポーター養成講座を実施しました。講師を与謝野町役場に依頼し、キャラバンメイトさんを紹介して頂きました。
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 認知症は、さまざまな原因で起こる脳の病気であり、誰もがなりうる、ありふれた病気です。家族の誰かが認知症になってしまったら私たちはどう接したらいいのでしょう?

<接し方の基本を教えて頂きました>
1.目を見て話す(背後や視界の外から話かけない)
2.まずは認める(否定は禁物)
3.具体的な表現、わかる言葉でゆっくり話す(あれ・これはだめ、大声は禁物)
4.身振り手振り、ものを使って話す(目からの情報に頼っている)
5.相手のペースで接する(イライラは必ず伝わる・理解できているか確認しながら)
6.スキンシップを大切に(温かさ、優しさを感じてもらう)
  
「認知症になっても、本人は何もわからない、出来ないのではなく、たくさんの思いを秘め、自分なりに何とか生きようと懸命である。」というお話には、胸をうたれました。家族だけでなく、地域で支えていくことの大切さも知る事が出来ました。

<こんな質問がありました>
「こういう行動は心配した方がいいというのはありますか?」
 例えば、1.同じものばかりを買う 2.小銭があるのに高額紙幣で支払う 3.同じところを行ったり来たりしている 4.自販機、券売機の前で戸惑っている など

「認知症を予防するには?」
 1.人と接する事をやめない 2.引きこもりにならない 3.悩みをかかえこまない

 介護の経験から、具体例を交えながら、とてもわかりやすくお話しして頂きました。この講座を受け、終了後、認知症サポーターと刻印されたオレンジリングを全員受け取りました。

<参加者の感想>  
・家族が認知症で勉強したかった。身近で認知症を見るまで、何もわからない、出来ないと思っていましたが、実際は本人もそんな状態を理解して、悲しんでいる事を知りました。
・高齢の一人暮らしの実母の様子を週に5日ほど見に行きます。「頑張っている。」現状をサポートすることに務めております。