西ブロック
NPO法人 加音西京極作業所を訪問して
右京行政区委員会
■開催日 7月8日(木曜)
「NPO法人 加音 西京極作業所」へ作業所訪問に行かせていただきました。
「加音」とはいろいろな個性の集まりを意味し、それぞれの障がい特性や症状に応じた社会参加をされていました。障がいの程度は様々で、どのような作業がその人に合っているか、どうすればその人にとって取り組みやすくなるかなど職員や取引業者の方が工夫をされていました。今後は自主製品にも力を入れていきたいとの事で、どのような商品が好まれるか、値段設定や販売方法などの意見交流も行いました。
学校の福祉の授業の際に、「僕はたくさんの人達に助けられて支えられて嬉しいけど、僕も助けたい」と話された方がおられ、その想いを受けて街美化ボランティアへと結びついたとのことです。地域活動にも積極的に参加されており、またクラブ活動では音楽の発表などもされています。障がいがあっても明るく元気に、地域に溶け込んで生活していくことを大切にし、職員のみなさんがとてもあたたかく見守りながら支援されている様子がとても印象的でした。
しかし、障がいを持っている方、そのご家族の方が安心して生活をしていくにはまだまだ国のフォローが足りません。政策の遅れは、今後私達も声を大きくして訴えていかなければならないと思いました。
(↑作業所でつくられた商品の一部)