キューピーのやさしい献立シリーズは、高齢になって『食べること』が困難になっても、その困難さのレベルや種類に合わせて、食べることをいつまでも楽しめるようにと、開発された商品です。少量でもきちんと栄養が取れるように工夫されています。“介護食って薄味でべたべたした感じ”のイメージがありましたが、さにあらず。大人が満足できる味付けで、やわらかさも段階にあわせた食べ応えを確かめることができました。

　高齢の家族が、この夏の暑さで食欲がなくなり、栄養不足になってしまった経験など、切実なお話も聞けました。配達担当の職員も参加し、レトルト食品と言うこと抵抗がある人もあるが、試食をしたので、「おいしかった」と自信を持っておすすめしてあげられると話していました。
　これから日本は“超々高齢化社会”なるそうです。介護は誰にとっても他人ごとではなくなります。する側もされる側もやさしく過ごせるように、色々なノウハウを知って、生かしていきたいと思いました。