両丹ブロック
熟練のわざ 手延べそうめんの龍の桜竜野工場を見学
2011年12月13日
綾部行政区委員会
■開催日:10月26日(水曜)
■行き先:龍の桜竜野工場
コープきんき播州手延べそうめんを製造している龍の桜竜野工場へ見学に行ってきました。
手延べそうめんはできあがるまでに38時間かかるそうです。毎朝4時から仕込みが始まります。材料は小麦粉、赤穂の塩、水の3点だけです。しかしその分量は常に一定ではなく、季節や天候、湿度などで微妙に変えて作るのだそうですが、熟練の方でも最高の素麺を作るのは大変難しいそうです。毎日同じ工程で作っても気温や湿度により2つとして同じものができない難しい麺であることを知りました。機械による「足踏み」という生地を押さえる作業、その生地をねかし、のばす、その繰り返しの作業は時間との戦いで20人くらいの方々で、ある時は2人で組み、ある時は3人で組み、順番に実に手際よくすすめられていく工程をみていて感動しました。嬉しかったことは生産者の方々に会えたことです。親近感が出てきて夏場だけではなく冬場も麺を利用したい。2メートル長さまで伸ばされた素麺が白糸の滝のようで、大変美しかったことが印象的でした。