はじめに作業所内を見せていただきました。染色や味噌づくり用の工房の設備がしっかりしていること、居心地よさそうな食堂が印象的でした。続いて作業の様子を見学しました。下請けの仕事としてパッケージ作りやお菓子の袋づめ（右写真）などをされていて、これから繁忙期にかかるので忙しそうでした。一つ一つを丁寧にかつ早く仕上げなければならないので、集中力が必要な作業です。検品担当の方が、「こんなところまで」と思うほど細やかにチェックを行なっていることにも驚きました。利用者さんはとても一生懸命で、一つ一つの製品の丁寧さ、精密さが感じられました。仕事内容も含めて、利用者さんの適性やペースに合わせて職員さんが優しく見守っておられ、とても温かい雰囲気でした。
少しですが、作業の体験もさせていただきました。箱を折っていくのですが、一息でまっすぐに折り目をつけるのは難しかったです。

　その後、職員さんや利用者さんとの交流を行いました。自主製品のお味噌や石けんなども紹介していただきました。下請けの仕事には繁忙期と閑散期があり、利用者さんの収入を安定させるためにイベントに参加するなど、様々な取り組みをされていることをお聞きして、作業所運営の厳しさを感じました。短い時間でしたが、貴重な時間を過ごすことができ、「私達にも何かお手伝いができれば」という思いを抱いたひとときになりました。
（11月18日「みやこふれあいまつり」には今年も行政区委員会が参加協力する予定です。）