西ブロック
こだわりの納豆について学びました
乙訓エリア 長岡たけのこクラブ
■開催日時:6月5日(木曜)午前10時30分~12時
■開催場所:コープながおかサークル室
(株)森口加工食品の江阪さんを講師に「納豆学習会」を開催しました。
「納豆クイズ」に挑戦後のお話の中で、納豆の糸引きを増すためには、砂糖か酢を少しプラスすると良いことや、混ぜてネバネバを出した後にタレを入れた方が良いこと、京都の京北が納豆の発祥地であることなども教えていただきました。納豆のネバネバの主成分「ムチン」には、体細胞の若さを保ち老化を防ぐ働きがあり、飲酒前に食べると胃の粘膜を保護して悪酔い防止にもなります。また、アミノ酸の一種「チロシン」は脳の活性化を促す作用があるそうで、納豆の効用の多さにも驚きました。
立命館大学産業社会学部が“京北を活性化させる”目的で、森口加工食品さんと作ったコラボ納豆『りつまめ』は、2013年3月に全国納豆鑑評会にて、全国2位にあたる『農林水産省 食料産業局長賞』を受賞されました。地域の人口が減少かつ高齢化して農林業の担い手が少なくなっている右京区京北地域での取り組みも心に残りました。
参加者からは、「価格は高くても、こだわった安全安心な商品を食べたい。その良さを理解して利用を増やすことが、私たち消費者にとっても嬉しいことだ。」という感想がありました。