南ブロック
平和学習会を開催しました
宇治・宇治田原エリア会
■開催日時:12月1日(月曜)午前10時から午後1時
■開催場所:コープ宇治神明 第一教室
行政区委員会の頃より毎年恒例になっている「戦跡フィールドワーク」。今年は黄檗方面を予定していたのですが、当日は冷たい雨がしとしと…。
一同肩を落としましたが、雨でも学べる!!と、会場をコープ宇治神明の第1教室に移し立命館大学国際平和ミュージアムのガイドをされています、足立恭子先生による学習会の始まり始まり~♪
まずは『昭和の証言』という太平洋戦争後半のDVDを観ました。
そこには、戦地の様子だけではなく、国民がどれだけ虐げられた生活を送っていたか、また、子どもたちが学校で何を学ばされ働かされてきたかが、たんたんと映し出されていました。
その後、足立先生からDVDの説明と、ご自身の戦争体験を合わせてお話いただきました。
武器となる金属も乏しくなった日本は竹と和紙で作った爆弾を作り、青い目の人形は焼かれ、子どもたちはひたすら畑を耕す…。軍の戦局報道を信じ、人が人間らしさを失っていく様子が恐ろしく、悲しく感じました。学習会を終え、感想を聞いたところ「平和を訴える理由が分かった」「学校で学んだことと違った」「子どもたちに伝えたい」という声が上がりました。このようなことが起こらないようにするために、私たちは学び続ける大切さを感じた学習会となりました。