今までの福祉ボランティア活動交流会は、一年間の活動のまとめを交流してきましたが、なかなか輪の広がりが見えなくなってきていました。そこで今年度は、さらに活動の輪を広げるために、自分たちで地域に福祉ボランティアの種をまきにいくことにしました。そのために３回のワークショップを柱に一年通して実践的に地域に出かけることにしました。日本生協連の尾崎さんをファシリテータ（ワークショップの進行役）にお迎えしてアドバイスいただきながらすすめることができました。
第１回目のワークショップに参加いただいたメンバーが、左京区グループ、北・上・中京区グループ、西京区・乙訓・伏見区グループ、東山区・山科区グループ、宇治・京田辺・相楽郡グループの５つのグループにわかれて、自分たちの地域のようす、困っていることなどを出し合い、「こうなったらいいな～」「こうしたいな～」を話し合いました。そんな中からもっと地域を知るために「地域で福祉ボランティアの活動を頑張っている、さらに京都生協との見守り協定もすすんでいる社協さんからお話しをおききしたらどうだろうか」ということになり、合わせて８つの社協さん（左京区、北区、上京区、中京区、伏見区、長岡京市、久御山町、宇治市の社協さん）を訪問させていただくことができました。
第２回目のワークショップでは、そんな取り組みの成果を出し合い交流しました。他のグループの取り組みから多くを学び、自分たちの活動につなぐことができました。今回は、そんな一年間の取り組みを交流し、次のステップについて話し合うことができました。第１回目のワークショップでのおしゃべりは「ほんとにそんなことできるんやろか？？」と思いながらでしたが、３回目になると、地域のこと、つながる相手、つながり方などが見えてきていて、とても具体的な話し合いができたことに驚きました。「やっぱり一年間の実践と体験の力は大きいな」との感想です。
更にこのワークショップのいいところは、いつでも、何回目のワークショップに参加してもわいわいとおしゃべりができるところ。今回も何人かの新しい方の参加がありましたが、もうすっかりなじんでおられました。それは、自分たちの地域の事をおしゃべりするからだと思うことと、どんどんつながりをつくろうと思っているメンバーが集まっているからだと思います。このベースを大切にしながら次年度につなぎたいなと話し合っているところです。
４月７日（火曜）午後１時３０分～せいきょう会館で「次年度に向けてのおしゃべりする会」を開催します。福祉ボランティア活動に興味をお持ちの方、地域とつながりをつくりたいなと思っている方ぜひ参加しておしゃべりして下さい。お待ちしています。