今年度も、コープクラブさん同士の交流を通して、今後の活動の参考にしていただきたいと「コープクラブ交流会」を企画し、33人のクラブメンバーが参加しました。
4グループにわかれた「クラブ間同士の交流タイム」では、コープクラブ名の由来や、何人くらいで、どんなことを、どれくらいのペースで活動しているのかなども含めて自己紹介をしました。コープクラブの活動テーマはさまざまで、活動計画の決め方や、楽しかった活動の様子など話も弾み、予定していた50分があっという間に過ぎました。
次の1時間は、(株)リバースさんの「トイレットペーパー学習会」です。リバースさんは大阪府泉南市に本社工場があり、100%古紙を原料としたトイレットペーパーを製造しています。エコだけでなく、品質のクオリティも追求し、セキュリティの高い機密書類処理システムにより「安全・安心・確実」なサービスも実践されています。リサイクルシステムやトイレットペーパーの製造工程について詳しく説明をいただき、他メーカーの商品も含めて「肌触り比較」をしました。
ダブルのトイレットペーパーに入っているミシン線の長さがメーカーにより違うことや、シングルの利用が多い関西に対し、関東ではダブルの利用が多いというお話も興味深かったです。また、水溶け実験では、トイレットペーパーの水溶性がよくわかりました。COOPコアノンロールはユニセフの「スマイルスクールプロジェクト」として、1パック購入する度にアンゴラ共和国の「子どもにやさしい学校づくり」のために1円が募金されます。包材にも目立つようにアピールしてはどうかとの声も聞かれました。毎日使っているトイレットペーパーですが、初めて知ったことも多く、とてもためになる楽しい学習会になりました。
<参加者の感想より>
・初めて参加しましたが、他クラブの活動内容や、どんなことができるのか参考になり大変満足です。
・子育て中のお母さんの活動や、趣味の仲間の集まりなど、それぞれ楽しく活動されていて良かった。
・他のクラブの方とはお会いする機会がないので、とても刺激になった。いろんなことに挑戦することで話題も広がり、自分自身の知識も増えて、いいことづくしなので今後も積極的に活動していきたい。
・若い人の参加があり、生協にも明るい未来があるとうれしく思った。赤ちゃんづれの人が活動できる生協をめざしてほしい。
・トイレットペーパーを実際に見て、触って、違いを確かめられ、説明もとても分かりやすかった。
・リサイクル品は環境に良いが、コストや手間がかかり、努力されていることが分かった。選ぶ私たちも値段だけでなく、エコに協力できる点も考慮したい。
・多くの工程を経て再生トイレットペーパーができている。ゴミを出さないための努力もすばらしい。