昨年には安全保障法制に関する関連法案が審議されるなど憲法についての動きがみられました。憲法について考えることは私たちの暮らしを考えることではないかと考え、まずは、日本国憲法の特長や、憲法改正って？など、憲法の初歩的なことからを分かりやすくお話していただきました。
　まず始めに有地さんからスライドを使って、京都生協の平和への願いについてお聞きしました。平和についての基本的理念や、平和な未来をつくるために私たちにできることのお話は、平和ってどんなことを言うんだろう、どんなことからだって平和につながっているんだ、ということを教えていただきました。そして後半は、まず全員で憲法クイズにチャレンジ。三大原則など、みなさんお隣同士で相談しながら、昔の記憶をたどって何とか答えを埋めました。後半の山下さんのお話は、憲法と法律の違いや、平和主義、安保法制、有事法制から、改憲草案などについて、資料とスライドを使いながら説明してくださいました。
　憲法というと難しいイメージがありましたが、今回の学習会はとてもわかりやすく、また、くらしを考えるうえでもとても大事なことだと改めて気付かされました。その後の交流会は講師のお二人にも入っていただき、ＣＯＯＰのショートブレッドをいただきながら、総代になったきっかけやお気に入り商品などで楽しく交流をしました。

＜参加者の感想＞
・憲法といっても自分の生活に直結するのは９条しか知らなかったので今回分かりやすく教えていただき少し理解をできるようになりました。
・山下さんの学習会のお話の時間、短かった。もう少しくわしく聞きたかったです。今の国会の流れが少しはわかったような気がします。
・憲法の事はほとんど何も知らなかったも同然でしたので、目からうろこの思いでした。
・平和の大切さと、小さな力でもこつこつみんなで学習、行動が大切と思いました。
・世代の違う方たちのお話しを聞けて楽しかった。
・親しみやすくみなさんとお話できてよかったです。