西ブロック
『備えあれば憂いなし』防災学習会
南丹・京丹波エリア会
■開催日時:7月15日(金曜)午前10時から11時
■開催場所:南丹市国際交流会館
地震や大雨による土砂災害のニュースが報道される中で、いつ身に起こるかわからない災害について正しく学ぼうということで南丹市役所総務課の堀さんにお越しいただいて防災について学びました。
非常用マップを見ながら地域に開放されている避難所の場所や避難ルートさらに避難するタイミングなどを教えていただきました。
「大雨による災害で小さな子どもを連れて避難するのは困難だし主人が不在時だと不安で怖い」との質問に、その場合は無理に外へ出ず自宅の2階へ避難してほしいとアドバイスをしていただき、少し不安が軽減されたようでした。続いて身近にあるものでいざという時に使えるものとして段ボール、新聞紙が挙げられ段ボールで仕切りを作って避難所での各自のスペースを確保、新聞紙は毛布の代わりになることを教わりました。
その後は非常食のアルファ化(乾燥させる工程の意味)米を試食しました。
お湯を入れて約20分で食べられるアルファ化米は、お粥や炊きこみご飯、チキンライスなどバラエティに富んでいて少し塩分が濃い味付けでしたが非常食にしては美味しくいただけました。試食の際には災害時の節水と洗う手間を省くため、紙皿にラップを敷いて盛り付けました。日常生活においても、ある程度のリスクを想定しておくことが命を守る手段につながるのではと感じるとともに日ごろから防災意識を高め、備えておくことの大切さを子どもたちにも伝えていきたいと思える時間となりました。
<参加者の感想>
・自分の住んでいる地域の避難所はルートも含め必ず知っておかないといけないと思った。
・日ごろからリスクを想定しておくことが大切だと思った。
<アルファ化米試食の感想>
・塩辛いと聞いて食べたけど、そこまで辛くなかった。非常時に食べられたら嬉しい。
・思ったよりしっかり味がついていて余計に水分を欲するのでは?と思いました。