南ブロック
夏休み親子平和企画
エリア会
■開催日時:8月24日(木曜)
■開催場所:ハートピア京都
8月24日(木)ハートピア京都で親子150名の参加で親子平和企画を開催しました。
沖縄在住の会沢芽美さんをお招きし、沖縄戦の証言をもとにした一人芝居「もうひとつのせんそう」(激しい地上戦を逃れ、がまに逃れた親子が泣きわめく子どもを黙らせるよう日本兵に迫られ、我が子を手にかけざるをえなかったお話)と沖縄の歌を鑑賞しました。 休憩をはさみ、被爆者の花垣ルミさんの体験をもとにした紙芝居「おばあちゃんの人形」と花垣ルミさんの被爆体験のお話を伺いました。原爆の投下で多くの方がなくなりましたが、生き延びても様々な差別や、次世代の健康への不安を生涯背負って生きていかざるをえない被爆者の現実などを伺いました。 最後に、8月4日から6日にピースアクションinヒロシマに参加した、2組5名の親子から報告と子ども平和会議に参加した感想の発表がありました。
〈参加者の感想の抜粋〉
・演技がすごく見入ってしまいました。泣き止んでほしいと思えば思うほど泣き止んでもらえない状態はすごくよくわかります。その子を手放さないといけない気持ちが悲しすぎます。
・子どもも一緒に歌を歌ったり、手遊び、手話をし入りやすかったです。一人芝居では大切な我が子をこの手で手放さなければいけなかった、辛さ、くやしさが伝わりました。今日は息子の誕生日で、とても感慨深くもっともっと大切にしょうと思いました。
・沖縄での戦争の様子を教えて頂き、胸が締め付けられる思いがしました。今は平和な世の中なので想像もつきませんがこの先ずっと平和がつづくことを祈るばかりです。
・花垣さんの話で思ったのは、原爆の被害者であるのに、その後不安やトラウマが抜けずどこまでも苦しまれているのが辛かったです。
・子どもも目をそらせず、しっかり見ていました。子どもの頃にこうした絵で体験・体感することが大切だと思います。花垣さんのお話は同じ母として親として、被爆された方の辛さが伝わり、とても苦しくなりました。
・子どもさんたちなりにしっかり感じて、子どもの表情でしっかり報告して下さったと思う。理解するのは難しい事もあったと思うが肌で感じる事も大切だと思うので、こういうことはずっと続けて行ってほしいと思う。