産直の考え方

1.産直とは

京都生協の産直とは組合員と生産者が協働して「産直を通して大切にすること」を実現するための
活動と事業のことです。
「産直基準」に基づいて生産・管理された生鮮商品を産直商品と呼びます。

2.産直を通して大切にすること

  • (1)日本の農・水・畜産業が持つ多面的な価値を見直し、その再生と持続可能な地域社会づくりにつなげ、食料自給を高めるとりくみを大切にします。
  • (2)生産者と組合員が交流の中で信頼を築き、生産・流通・消費のあり方について協議することで
    商品力を引き上げる関係性を築きます。
  • (3)こだわりのある商品づくりで利用を広げます。

3.産直基準

  • (1)栽培方法・飼育方法が商品仕様書で明らかになっていること。
  • (2)点検・検査による検証を生協職員が毎年行っていること。
  • (3)京都生協と生産者(団体)が毎年協議を行い、組合員との交流が実施できること。
  • (4)持続可能な生産と土壌への負荷軽減や資源循環型農業など環境に配慮した栽培を推進していること。

3 つの方法で安全を確かめます

1.商品仕様書の点検

商品仕様書は商品の設計書。「どのように生産しているか」「国の基準に合っているか」などを確認します。

2.商品の検査

産直基準に基づき商品を検査します。商品の特性に合わせて検査項目を選びます。

3.産地・工場の点検

商品がつくられているところに実際に行って確認します。

「商品仕様書」は商品の設計書。

「どのように生産しているか」

「法律の基準を満たしているか」などを確認します。

農産物は農薬を使用して栽培されることがあるため、残留農薬の検査を行います。

残留農薬検査

畑を見せてもらいながら生産状況などをヒアリング。加工施設も確認します。

記録類についても内容に問題がないか

出荷してもいい基準がどうなっているか

保管する冷蔵庫の温度は基準どおりに管理されているか

工場は整理整頓されているか

これらの点検・検査を受けている商品が組合員の皆さんのもとに届きます。