菱形三色ゼリー
商品ものがたり
菱形三色ゼリー
●宅配2月2回、2月3回、2月4回、3月1回
店舗1月20日より取り扱い
※企画回、取り扱い開始時期ともに変更になる場合があります
懐かしい給食ゼリーは安全安心のもとに
手のひらに収まる菱形で、ピンク・白・緑と3層になった「菱形三色ゼリー」。学校給食で出されているこのゼリーを懐かしく思う方も多いのではないでしょうか。
京都市では、1970年代からひな祭りの時期に学校給食に登場しました。「小学生の時好きだった」「3層の部分をどう食べるか楽しみだった」と思い出を語るファンも多い給食デザートです。
そんな懐かしい「菱形三色ゼリー」を作っているのは、東京に本社を置く、株式会社ヤヨイサンフーズ。「全ての基本は安全安心」という姿勢のもとに、学校給食が普及し始めた頃から、子どもたちの成長に役立つ、安全で安心な食品を提供し続ける食品メーカーです。
「子どもたちの成長に役立つ安全で安心な食品」を目指して。各ポイントで人がしっかりと確認
実は京都だけの
「リンゴ・ヨーグルト・メロン」味
全国の学校給食に提供される「菱形三色ゼリー」ですが、実は2種類の味があります。ヤヨイサンフーズが通常版として作っている「イチゴ・豆乳・青リンゴ」味と、京都市の市立学校向けに作られている「リンゴ・ヨーグルト・メロン」味。リニューアルをしている通常版に対して、京都市の学校給食は、取り扱い当初からの「リンゴ・ヨーグルト・メロン」のすっきりとした、昔ながらの変わらない味にこだわりました。現在、全国の学校給食でこの味を食べることができるのは京都市だけとなっています。
そんな「菱形三色ゼリー」に対して京都の人たちの思いは強く、ヤヨイサンフーズには「どこで購入することができるのか」との、問い合わせが後を絶ちませんでした。京都生協にも組合員からリクエストがあり、1990年代後半から取り扱いが始まりました。「京都の皆さんの三色ゼリーへの熱い思いに応えたいと思ったのが始まりです」とヤヨイサンフーズの花房さん。現在、学校給食以外で京都仕様の「菱形三色ゼリー」が手に入るのは京都生協だけとなっています。
1層ずつゼリー液を流し込み、冷やして、次のゼリー液を入れます。丁寧に作ることで美しい3層に
3層のおいしさと見た目のバランスは
特別な清水工場で
全国に工場を持つヤヨイサンフーズの中で、「菱形三色ゼリー」を作ることができるのは静岡県の清水工場のみ。清水工場にしかない「菱形三色ゼリー」専用の機械で作ります。
作り方は、メロン味、ヨーグルト味、リンゴ味の1つ1つを順番に「流し込み、冷やし固める」を繰り返してきれいな3層に仕上げていきます。
リンゴ味とメロン味には果汁を使用していますが、果汁が多すぎると固まりにくくなってしまいます。反対に果汁が少ないと、味のメリハリがなく単調な味わいに。「おいしさときれいな見た目を両立させたこだわりの製法です」と花房さん。
容器の中で3層になったら、ビニールシールで蓋をして-31℃で冷凍します。製造工程の最後には異物混入がないか、機械と目視でしっかり確認することも怠りません。子どもたちが楽しみにしている給食デザートですから、安全性はもちろん、おいしさや見た目にもこだわって作っています。
2021年の製造数は、2種類合わせて60万個。そのうちの約半分が、京都市の学校給食と京都生協へ出荷される「リンゴ・ヨーグルト・メロン」味でした。
今年もひな祭りの時期に、宅配、店舗それぞれで「菱形三色ゼリー」の取り扱いが始まります。京都の人たちに愛され続ける「菱形三色ゼリー」。この時期だけの味わいをご賞味ください。
季節を楽しむ
四季彩レシピ
てまり寿司
【材料】( 作りやすい分量)
- 温かいご飯 350g
- A=酢・砂糖 各大さじ1と1/2、塩 小さじ 1/2
- 鯛・サーモン・れんこん・薄焼き卵・いくら・きゅうり・ラディッシュ・大葉 お好みの薬味 各適量
【作り方】
- 1. ボウルにご飯とAを入れて混ぜ合わせ、一口大(約25g)に丸める。
- 2. 鯛、サーモン、ラディッシュはそれぞれ薄切りにし、きゅうりはピーラーで縦に薄切りにする。大葉はちぎる。
- 3. れんこんは薄切りにして花形にし、サッとゆでる。
- 4. ラップを広げ、2、1をのせて包み、軽くねじって形を整え、ラップをはずす。
- 5. 薄焼き卵は3cm幅に切り、1に巻いてサーモンをのせる。
- 6. 器に並べ、いくら、れんこん、お好みの薬味を飾る。