みつせ鶏もも肉切身
(バラ凍結)
商品ものがたり

みつせ鶏もも肉切身(バラ凍結)みつせ鶏もも肉切身(バラ凍結)

みつせ鶏もも肉切身(バラ凍結)

産直
みつせ鶏もも肉切身(バラ凍結)

宅配にて10月2回・3回、11月1回・3回・5回取り扱い
※企画回、規格ともに変更になる場合があります

鶏らしさを大事にした究極の”愛され鶏”鶏らしさを大事にした究極の”愛され鶏”


九州北部の里山で育つブランド鶏

和・洋・中さまざまな料理に大活躍の「鶏肉」。よくスーパーに並んでいる若鶏の他にも、現在では全国各地にブランド鶏が存在し、一口に鶏肉と言っても種類や味わいもさまざま。京都生協でもいろいろな鶏肉を扱っていますが、その中でも「プリッとした歯ごたえが好き」「鶏の味が濃い!」と組合員から熱いラブコールを贈られているのが、「みつせ鶏」です。
 みつせ鶏を生産するのは、佐賀県にある「株式会社ヨコオ」(以下、ヨコオ)。1963年からいち早く鶏の一貫生産を行ってきた、いわば「養鶏業界のパイオニア」的存在です。京都生協とは1970年代から取引が始まり、1982年には「コープかしわ」、そして1994年からは、みつせ鶏の取り扱いをスタートしました。以来、40年以上の長いお付き合いです。
 みつせ鶏の始まりは、佐賀県北部の三瀬(みつせ)村(現佐賀市)の里山。「若鶏(ブロイラー)よりも風味が高く、地鶏ほど価格は高くなく、一般家庭の食卓に並べることができる鶏肉」を目指して、ヨコオと地域の方々が一丸となって生産をスタートさせました。
 みつせ鶏の鶏種「赤鶏」の魅力は、何と言っても肉質の良さ。世界の畜産市場においても、上質でおいしい優良肉用種として知られています。一方で、希少種のため親鶏の入手が難しく、1羽から取れる肉の量も少ないため、「手間がかかる鶏」とも言われています。「ヨコオでは常においしさの探求を優先してきました。手間とコストをかけることが、味わいという品質につながると考えています」と話すのは、ヨコオの牟田(むた)さん。

赤鶏は赤茶、黒、茶、まだらなど、さまざまな色の羽毛を持ち、体つきが引き締まっているのが特徴

鶏たちの自由を尊重する「アニマルウェルフェア」

みつせ鶏の直営農場があるのは、九州北部の自然豊かな山間部。広々とした鶏舎内で、鶏たちは伸び伸びと動き回っています。本来の鶏らしさを大事にした生活は、かかるストレスも少ないのだとか。餌は栄養バランスを考えたヨコオオリジナル配合飼料、鶏舎内は常に快適な温度となるよう気を付けて…と、まさに鶏たちにとって「至れり尽くせり」。そんな恵まれた環境のもと、一般的な若鶏(ブロイラー)の飼育期間が45~50日のところを、みつせ鶏は65~75日と長く時間をかけて、ゆっくり、丁寧に育てられているのです。
 こんなにも手をかけるのは、ヨコオが家畜の自由と幸せを尊重する「アニマルウェルフェア」という考えを大切にしているから。清潔で快適な環境、きちんと満ち足りた栄養が取れること、さらには恐怖や苦痛を与えないために、二酸化炭素で眠らせてから処理、加工するなど、鶏の幸せを大切に考えています。これは、実はヨコオが昔から大切にしてきたことでした。「健康な鶏の育成方法を常に考え、実行してきたことが、結果的にアニマルウェルフェアの『先鶏(さきどり)』になりました」と、牟田さんは笑います。

みつせ鶏と六川さん。鶏らしく生活できる環境で、生産者の愛情をいっぱい受けて育ちます

鶏たちの「幸せ度」がそのままおいしさになる

畜産部の六川(ろくかわ)さんは、「私たちの育てる鶏は目が穏やか。居心地よい環境で手間と愛情をかけて育てると、鶏は幸せそうな顔をしてくれます」と話します。
大切に育てられた鶏は、味にも大きな違いが。広い場所でよく運動すると、筋肉中のアミノ酸が増加し、食べた時のうま味や歯ごたえとなります。また、ストレスの少なさも雑味を減らし、鶏本来の深い味わいを生み出すことに一役買っています。

卵の孵化(ふか)から育成、食肉加工まで全て自社グループで、こだわりを持って作られるみつせ鶏。生産効率を上げることより、鶏たちの幸せ、そして食べる組合員の幸せを追求するのは、ヨコオの「私たちに関わる全ての人を幸せにしたい」という理念に基づいています。
 ヨコオが長年研究を重ね、養鶏農家が時間と愛情をかけ、丹精込めて作られたみつせ鶏。その違いを、ぜひ食べて確かめてみてください。

    しっとりパセリ鶏ハム

    調理時間:約30分
    1人分:カロリー 310kcal 塩分 1.8g

    材料(2人分)
  1. 鶏ムネ肉 1枚(250g)
  2. A=にんにくのすりおろし 1/2片分、砂糖 小さじ1、
    塩 小さじ1/2、こしょう 少々
  3. B=パセリのみじん切り 大さじ3、粉チーズ 大さじ1
作り方
  1. 1.鶏肉は観音開きにし、めん棒などでたたいて広げる。Aをもみ込み、約15分おく。
  2. 2.ラップを敷き、鶏肉の皮目を下にしておく。混ぜ合わせたBを広げ、手前からきつく巻き、両端をねじってとめる。アルミ箔で包む。
  3. 3. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、2を入れて蓋をし、弱火で約20分ゆでる。
    粗熱を取り、冷蔵庫で冷やす。
  4. 4. 食べやすく切って器に盛る。