60周年

想い・想いのロールケーキ
商品ものがたり

想い・想いのロールケーキ 想い・想いのロールケーキ

想い・想いのロールケーキ
想い・想いのロールケーキ

組合員への想いを重ねてふんわり包んだ愛のカタチ 組合員への想いを重ねてふんわり包んだ愛のカタチ


60周年記念商品だからこそ
大切にしたストーリー

 「60年間支えてくれた組合員や生産者に、長年の感謝を伝えたい」という想いから誕生した、京都生協60周年記念商品。次々と開発される商品の中でも、今回紹介する「想い・想いのロールケーキ」は、京都生協と長いお付き合いのある3社が力を合わせてつくり上げた一品。1年以上におよぶ開発期間を経て、ついに納得のいくロールケーキが完成しました。
 「60周年にふさわしい商品にするために、“ストーリー”を大切にしました」と話すのは、京都生協バイヤーの井口。試食会や学習会など、長年にわたって築いてきた組合員やメーカーとのつながりは、大切な京都生協の歴史。組合員と対面し、言葉を交わす中でメーカーに芽生えたのは、支えてくれることへの感謝や、「もっとおいしいものを届けたい」と願う心でした。それらの『想い』をどうにか形にできないかと試行錯誤してできたのが、このロールケーキです。

「想い・想いのロールケーキ」は小川珈琲のパティシエが一つひとつ手で巻いたふんわり食感

京都生協でおなじみの3社が
組合員への「想い」を一つに

 製造を手がけるのは、京都市右京区に本社を構える小川珈琲。滋賀県大津市にある堅田工房で、ロールケーキをつくっています。京都生協との出会いは40年以上前。「おいしいコーヒーをより低価格でお届けしたい」という京都生協の想いを実現するべく、ともに京都生協のプライベート商品を開発したことに始まります。「その後、当時は珍しかった有機栽培コーヒーの製造依頼を受け、当社で初の有機栽培ブレンドとなりました」と小川珈琲の吉岡さん。京都生協の組合員の声が、今の小川珈琲の礎になっています。
 ロールケーキのベースを大きく決めるのは、ふわふわの生地と味わい深い生クリーム。どちらにも欠かせないのが、大山乳業の製品です。1970年に産直第1号商品として誕生した「せいきょう牛乳」は、組合員にもおなじみ。クリームの中に散りばめられた京都生協コープ商品丹波黒豆(煮豆)もまた、京都生協と40年以上のお付き合いがある佃煮メーカーのヒロツクから届けられています。扱う食材も、拠点を置く都道府県も異なる3社ですが、組合員への想いは同じ。食べた人が笑顔になることを願い、長年の感謝を込めて力を合わせました。

大山乳業の生乳を使用したクリームに、京都生協コープ商品丹波黒豆(煮豆)をちりばめた仕様

やさしいロールケーキで
豊かなひとときを

 小川珈琲のコーヒー、大山乳業の牛乳と生クリーム、ヒロツクの黒豆煮。それぞれが、そのままでも十分おいしいゆえ、3つを合わせるには、少し工夫が必要でした。のべ9回にわたる試作の末、たどり着いたのが2層のクリーム。中心はクリームチーズを合わせたクリームでまったりと、外側は「イルガチェフェ・モカ」というフルーティーなコーヒー豆の微粉末より抽出したエキスを合わせたコーヒークリームで、風味豊かに仕上げています。
 しっとり焼き上げた生地に2種類の生クリームを使用し、ふっくらと炊き上げた黒豆をトッピング。ふんわりとした口当たりを保つため、一つずつ手作業で丁寧に、やさしく巻いて完成です。
 子どもから大人まで、幅広い世代の人においしく食べてもらえることを目指したロールケーキ。愛がたっぷりのやさしい味わいは、食べた人の心をさらに温かく、豊かにしてくれます。ぜひ、とっておきの時間に召し上がって、ロールケーキに込められた「想い」を感じてみてください。

    えびタルタル巻き寿司

    調理時間:約20分
    1本分:カロリー 829kcal 塩分 2.7g

    材料(2本分)
  1. えびフライ 6尾
  2. プリーツレタス 2枚
  3. ゆで卵 2個
  4. 温かいご飯 350g
  5. 焼のり(全形) 2枚
  6. すし酢 大さじ2
  7. A=紅しょうがのみじん切り 20g、玉ねぎのみじん切り 1/8個分、マヨネーズ 大さじ2
作り方
  1. 1. えびフライは包材の通りにレンジ加熱し、尾を切り落とす。ご飯はすし酢を混ぜ、冷ましておく。
  2. 2. ゆで卵はみじん切りにしてボウルに入れ、Aを混ぜ合わせる。
  3. 3. ラップを敷いてのりを1枚おき、向こう側を2cm残して1のご飯の半量を広げる。レタスをのせ、2、えびフライ3尾を順にのせ、手前から巻く。同様にして合計2本つくる。