そうめんつゆストレート
商品ものがたり

そうめんつゆストレート そうめんつゆストレート

そうめんつゆストレート
そうめんつゆストレート

かつお節のうまみたっぷり。だしが生きたそうめんつゆ かつお節のうまみたっぷり。だしが生きたそうめんつゆ


関西の文化が生んだ
そうめん特化のだしたっぷりつゆ

 よく冷えたつゆに麺をくぐらせ、ひんやりとした喉ごしを味わうそうめん。蒸し暑い京都の夏には欠かせない存在です。そうめんはクセがなく、あっさりしている分、つゆの味が全体の印象を決めるといっても過言ではありません。「COOPマークそうめんつゆストレート」は、ほんのり甘さを感じる、まろやかでやさしい味わいが特長。丁寧にだしをとってつくっていた時代の “家庭の味”を思わせます。製造元は、1917年創業のかつお節の老舗「ヤマキ株式会社(以下、ヤマキ)」。長年にわたって「だし」の味を追求してきた、信頼のメーカーです。ところで、「“そうめんつゆ”と“めんつゆ”って何が違うの?」と思う方もいるかもしれません。そうめんつゆは主に関西で好まれる、その名の通りそうめん専用のつゆ。だしをしっかりきかせた、素材のうまみを感じられる京都人好みの“うす味”に仕上がっています。

COOPマークそうめんつゆストレート」のだしの原料となる「かつお荒節」。 これと「宗田かつお節」と呼ばれる2種類からとっただしが、味の要になります

2種類のかつお節からとる
だしが主役の新しいおいしさ

 COOPマークそうめんつゆストレートの容器が瓶からペットボトルに改良されたのは2018年3月。このタイミングで製造元がヤマキに変わりました。その後、2022年に組合員の声を受けて、だしのうまみをさらに感じられる配合にリニューアルすることに。おいしさの鍵となるのは「アミノ酸」と呼ばれるうまみ成分。もともと自然界に存在するもので、かつお節などにも含まれています。うまみ成分が安定した形になっている「アミノ酸調味料」を使えば、簡単にインパクトのある味に仕上がりますが、使わないと少し物足りない感じになってしまうのだとか。「この物足りなさを補えるのはだししかない」と、「鰹節屋・だし屋」としてのプライドをかけたヤマキの挑戦が始まりました。試作と試食を何度も繰り返し、最終的に10パターンのつゆを選定。生協職員も含む試食でさらに3パターンに絞り込み、組合員モニターに試食してもらい、その中で選ばれたものが現在の味のベースとなりました。

 結果、「かつお荒節」の配合量は従来の約1.7倍、「宗田かつお節」は約1.4倍に増量。ふわりと広がるやさしい香りと、すっきりとしたうまみ、ほどよい酸味を引き出すのが、かつお荒節。一方、宗田かつお節はうまみ成分が豊富で、ぐっと力強いだし感を加えてくれます。「そうめんに合うつゆをつくるには、なんといっても原材料となる節(ふし)選びが肝。天然の材料を扱いながら毎回同じ味をお届けできるように抽出温度、時間を細かく調整しています」と、ヤマキの陰山さんは話します。

 かつお節と昆布だしのうまみの相乗効果を出すため、昆布エキスはなんと従来の4倍に増量!だしをしっかり増やした一方で、食塩は約20%カット。さらに、2024年のリニューアルでは「甘みを抑えてほしい」との声に応えて、砂糖も控えめに。「うす味イコール薄い味ではありません。調味料を控えても、だしがしっかりきいていれば味わいは深く、豊かになります」と陰山さん。つゆに入れた氷が溶けても、だしの風味は残るのでおいしさが長続きするのだそう。この夏は、だしに本気でこだわったCOOPマークそうめんつゆストレートをぜひ味わってみてください。

釜の蓋を開けた瞬間、だしの良い香りに包まれました

    担担風つけそうめん

    調理時間:約15分
    1人分:カロリー 567kcal 塩分 4.8g

    材料(2人分)
  1. そうめん 200g
  2. 豚ミンチ 100g
  3. きゅうり 1本
  4. 白ねぎ 5cm
  5. 豆板醤 小さじ1
  6. A= 生姜のみじん切り・にんにくのみじん切り 各1片分、ごま油 小さじ1
  7. B= そうめんつゆストレート 1と1/2カップ、ごまドレッシング 大さじ4
  8. 青ねぎの小口切り 適量
作り方
  1. 1. そうめんはゆでて流水で洗い、水気をきる。きゅうりはせん切り、白ねぎは白髪ねぎにする。
  2. 2. フライパンにAを熱し、香りが出たらミンチを炒める。肉の色が変わったら豆板醤を加えて軽く炒める。
  3. 3. Bを加え、ひと煮立ちしたら火を止める。
  4. 4. 器に1を盛り、別の器に3を入れて青ねぎをのせる。