生協10の基本ケアについて
京都生協がめざしていく福祉・介護サービス
日本生活協同組合連合会では、①尊厳を護る、②自立を支援、③在宅を支援の3つを基本とし、「生協10の基本ケア」を推奨しています。
「生協10の基本ケア」では、日常の生活行為そのものをリハビリと捉え、利用者と介護職員がトイレ、食卓、浴室などでの日々の介助の中で、在宅生活を基本とした生活動作の維持・向上を目指します。
本ケアを主軸とした介護では、1から10までのケアを実践していくことで、利用者ご本人の活動性の向上からご家族や地域の人々との関わりまでトータルケアへとつなげていきます。
京都生協でもこの方針に賛同し、できるところから少しずつ、「生協10の基本ケア」に準ずる施設や介護サービスを提供しはじめています。
「生協10の基本ケア」の考え方
1から10まで行っていくことで、トータルケアへとつなげます。
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1.換気をする
病気予防の基本として、換気を行います。新鮮な空気を取り入れ、衛生的な環境を守り、感染症を予防します。
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2.床に足をつけて座る
日常生活がリハビリという考えの下、足を使って立ち上がる習慣を身につける中で、トイレやお食事など自分でできることを増やします。
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3.トイレに座る
トイレでの排泄は人間が守るべき尊厳の基本と考えます。布パンツでの暮らしをサポートします。
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4.あたたかい食事をする
ご自身で調理したり盛りつけたり、親しい方と楽しく食べることで社会性を保ちます。誤嚥防止のために、食事前には口の体操も行います。
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5.家庭浴に入る
湯船にゆったりつかる習慣は日本のすばらしい文化です。生活リハビリの効果を生かして家庭浴への入浴を大切にしています。
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6.座って会話をする
安心感を与えられるように座って会話をします。共に時間を過ごし、日々の見守りを行います。
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7.町内におでかけをする
慣れ親しんだ地域に出かけることは社会性や精神的な豊かさを保つために大切なことです。これまでの生活リズムを維持できるようにします。
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8.夢中になれることをする
自分らしく、好きなことに夢中になれる機会や、居場所づくりに取り組みます。
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9.ケア会議をする
自分の街で住み続けられるように、社会性と暮らしを守るケアプランをつくります。職員はチームでケアに取り組み、ご家族を含めサポートします。
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10.ターミナルケアをする
元気な時から人生の最期まで、地域との連携でご自宅でのターミナルケアをサポートします。
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