福祉・介護サービス 活動ブログ
ヘルパー 春の合同研修を開催
- 2013年5月 2日 11:40
4月21日(日曜)、恒例の福祉事業部 ヘルパー、職員の合同研修を京都アスニーで開催しました。
当日は、ヘルパーさん約130名、職員、そして今回は、生協の理事さんやくらしの助け合いの会のコーディネーターの方々にもお声掛けをさせていただき、総勢約250名の参加となりました。
午前の2時間半のスケジュールは、業務連絡、勤続年数の長いヘルパーさんの表彰と記念品贈呈の後、講演会、今回の講演会は、介護支援専門員(ケアマネージャー)の資格もお持ちで福祉の現場に詳しい弁護士 松宮良典さんをお迎えし、「ホームヘルプ事業におけるリスクマネジメント」というテーマで、利用者宅に訪問して援助をする際のリスク全般(介護中の事故、虐待通報、金銭のトラブル、など)を、判例の説明も交えて分かりやすくお話いただきました。
よかれと思って、たとえ利用者さんからのつよいご希望があったとしても、安易にしてしまったり、活動報告をおざなりに不十分にすませてしまうことで、利用者さんにご迷惑をおかけする可能性はもとより、ヘルパー自身にもいわれのない疑いがかかることがあること、リスクマネジメントは、活動する自分自身を守る意味が大きいことを学びました。
ヘルパーとして、決まった約束事はしっかりと守り、利用者本位・尊厳保持・自立支援の観点を常に忘れず、日々の活動に励んで下さい、という松宮さんのエールが心に残りました。
午後は、事業部職員の研修を行いました。
まず、今後の連携に役立てるために、くらしの助け合いの会の本部コーディネーターさんから、改めて紙芝居を使って「会」のシステムの紹介をして頂きました。職員は、身近で、またいろいろな場面で「会」を説明、紹介する立場でありながら、知っているようで知らない内容について良く理解ができました。又、くらしの困りごと全般の相談をお受けする、生協の“相談窓口”の紹介もありました。
その後は、訪問介護を担当する31名のサービス提供責任者は、「支援との連携」や「ヘルパー育成」のためのツールの検討、ケアマネージャーとデイ職員は、モニタリングについて学習し、理解を深めました
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