60周年

みんなのとりくみレポート

今年も大好評!-講演と文化のつどいへ

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さがの平和テーマ・コミュニティ
■開催日時:11月5日(土曜)午後1時から3時
■開催場所:コープさがの 集会室
 常盤野社会保障推進協議会とさがの平和・コミュニティの協賛・協力で開催される「講演と文化のつどい」。今年は11月5日、6日に開催されました。161125bunka0.jpg

161125bunka01.jpg 朝からは作品展も催され、たくさんの作品で集会室は華やかな会場となっていました。午後の部はハーモニカコープクラブさんによるハーモニカ演奏で開会。初日の5日は、さがの平和テーマ・コミュニティ主催による講演でした。今年は講師に京都生協 地産地消推進担当の福永晋介さんを講師にお招きして「日本の食糧事情と食の安全・食生活を考える」をテーマに講演をしていただきました。講演に先立ち、さがの平和テーマ・コミュニティさんからの1年間の活動紹介として、「私たちのくらしと憲法学習会」、「親子平和のつどいの取り組み」など、今年の活動テーマ"戦争を知らない世代に平和の大切さをつなげたい"の思いを大事にしながら、今年も積極的に取り組んできた活動について、写真を交えながら紹介がありました。報告からは、活動の平和への思いを通じ多くの地域の方同士がつながっている、そんな活動を今後も続けていきたいという思いが伝わりました。
161125bunka02.jpg そして、福永さんによる講演は、始めに京都生協の商品政策と京都生協がめざすものについて説明された後、日本の食と農の現状のお話がありました。日本が永遠に自給できない5つの理由のお話では、農村の現状や、また、世界の食糧事情などをわかりやすくお話していただき、福永さんのお話に引き込まれ、参加者皆さん熱心に聞かれていました。農業者が20代、30代の世代で一番増えているヨーロッパと違い、日本は国による農業者への生活保障の制度が不十分であり、新規就農者が1人出たとしても、100人が農業を廃業しているそうです。また、この40年の食生活の変化による米の消費量低下のお話は、日本の食糧事情においての私たち自身の大きな課題である自給率についても、現状を知るだけでなく、これからの日本の食生活をどう送ればいいのかの大きなヒントにもなるお話を聞く事が出来ました。
161125bunka03.jpg 最後に京都生協の地産地消の事例の一つの「さくらこめたまご」や「店舗の地産地消売り場」の紹介は、私たちがこれからの食生活について出来ることを考えるきっかけになりました。参加者からはTPPについての質問が出るなど、あっという間の1時間半でした。今回は男性参加者も多かったのですが、どの参加者からもとても分かり易かったという声が聞かれた、大盛況の講演となりました。

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