60周年

みんなのとりくみレポート

産直さくらこめたまごは、自慢できる「愛すべきたまご」でした!

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右京Bエリア会
■開催日時:9月4日(月曜)午前11時から午後12時15分
■開催場所:コープパリティ会議室
 右京Bエリア会では、『産直さくらこめたまご』を通して、日本の食を取り巻く現状について学びました。170904sakurakome00.jpg

 昨年度、他のエリア会で開催した学習会で「感動した!」との感想を聞いて、自分たちも学びたいと思い、京都生協地産地消推進担当の廣池さんに講師をお願いしました。
 日本の食料自給率が38%であること、さらに京都府は13%だと知って驚きました。日本の農と農村は荒廃が進み、問題も山積です。一方で世界の食糧事情では、必要量の2倍の食糧が生産されているのに、飢餓人口は10億人と、国による格差により飢餓が拡大しているそうです。
 2009年から始まった『産直さくらこめたまご』の取り組みは、2011年度から年間通して供給可能になりました。鶏のエサに約10%配合している飼料米は、京都の休耕田を活用して生産しています。
 『産直さくらこめたまご』には、1個あたり1円の「応援金」が上乗せされており、組合員は購入することで、生産者を直接応援することができます。毎週1パック(10個)の『産直さくらこめたまご』を1年間利用すると、約12畳ほどの水田を直接守っていることになるのです。
 170904sakurakome01.jpg他にも、産直鳥取牛や店舗の地産地消売場、生協職員による援農隊の取り組みなども教えてもらいました。
 単に安い商品を求めるだけでなく、自給率の向上や、農と農村の再生、地産地消の推進や環境保全など、環境や社会に配慮した商品を選ぶ「エシカル消費」が注目されています。『産直さくらこめたまご』の学習を通して、様々なことを学ぶことができました。
<参加者の感想から>
・親どりがほとんど輸入されている中、さくらこめたまごの親どりは国産で、京都で作られたお米をエサにしていると聞き、「愛すべきたまご」なのだと感じました。
・皆さんが言われていた「感動」の意味が分かりました。世界的に食糧難が心配されている中、この様な取り組みを多くの人に知ってもらい、購入する事で、少しでも協力できればと思いました。
・さくらこめたまごが作られるまでの流れが分かって、「そうなんだ」と思いました。飼料にお米が使われているのに驚きましたが、農家の方の為にもなっていると聞き、「なるほど」と思いました。
・高品質&安全をめざしていると知り、生で食べるのも安心だと思いました。
・これまでは特に意識してなかったが、京都のお米を使って自給率を上げるとか、卵1個あたり1円が直接水田を守っていることになるとか、とても勉強になりました。
・さくらこめたまご1個に1円、1パック10円高いけれど、私たちの生活の中で、何をする事が出来るのか考える機会となり、さくらこめたまごを利用して意識を高めたいと思います。170904sakurakome02.jpg
・さくらこめたまごを食べる(買う)ことによって、京都府の地産地消になり、さらには農家の再生につながるというのは、すばらしいと思います。
・地産地消の取り組みはとてもいいことで、私も自給率UPのため、地元のものを買おうと思いました。
・日本の食料自給率が38%とすごく低いと思ったのに、京都は13%と聞いてびっくりしました。
・毎週「産直さくらこめたまご」を2パック注文。年間で千円ほどですが、1個1円の応援金が社会貢献にも繋がっていることが嬉しいです。京都生協組合員としても誇らしい、自慢の商品です。

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