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• 2018年01月03日

右京Ｂエリア会
■開催日時：2017年12月4日（月曜）午前11時から午後12時30分
■開催場所：コープパリティ会議室
　右京Ｂエリア会では、「憲法の学習を通して、平和について学び考え合いたい」と、組合員講師の左賀さんに来ていただき『みんなで憲法を学ぼう！』の学習会を企画しました。

　当日は右京Ａエリア会からも２名のメンバーが参加しました。
　明治維新後、明治政府による天２次世界大戦へと突き進んだ歴史を学びました。敗戦後、民主国家として立憲主義の憲法である「日本国憲法」が１９４６年１１月３日に誕生しましたが、１０年も経たないうちに、憲法改正の動きがあったことには驚きました。
　また、「戦争プロパガンダ１０の法則」によると、"我々は戦争をしたくない"という思いが、巧妙な世論操作により、"この戦いに疑問を投げかける者は裏切り者である"へと変化し、「戦争を認めてしまう人間」に洗脳されてしまうそうです。憲法を実現する上で重要なことは想像力で、それは権力の危険性への想像力、相手の立場に立っての想像力、自分の生活がどう変わるかへの想像力、戦争の悲惨さへの想像力です。そして、勉強し、みんなとたくさん話し合うことこそが大切だと教えていただきました。
　２０１２年４月に決定された自民党の日本国憲法改正草案と現行憲法の読み比べもしました。現行憲法は国民のための憲法ですが、国のために国民がある...という方向に憲法が改正されないよう、世の中の動きに関心を持ち続けることが重要だと学びました。
（参加者の感想より）
・最低限度の憲法は理解しているつもりでいましたが、何もわかっていない自分が恥ずかしくなりました。
・日本の国はどこに向かっているのかと怖くなりました。戦争は二度としてほしくないです。国の方針や憲法改正の内容に、興味・関心を持ち続けたいと思います。
・日本国内には基地が沖縄以外にもたくさんあり、北朝鮮から一番近い基地が舞鶴にあること。一度戦争を始めると、なかなかやめられず１０年ほど続くこと。憲法と法律の違い（憲法⇒国家権力がある人が守るもの、法律⇒国民が守るもの）や、自分のためではなく、国のために...という憲法に改正されようとしていることが、今日の学びでわかりました。
・左賀さんがとてもわかりやすく説明してくださり勉強になりました。知らないのは恐ろしいことであり、自分たちの権利に責任を持つべきだと思いました。
・まわりの情報や、うわべだけの情報に惑わされず、自分で考えることも大切だと思いました。そのためには学びがとても大切だと感じました。ありがとうございました。
・ＴＶでの報道が間違いだらけでびっくりしました。私もまさに洗脳されていました。