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みんなのとりくみレポート

伏見の戦跡めぐり~旧陸軍の師団司令部があった町~

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  • 主催:伏見Aエリア会
  • 開催日:2018年10月15日(月)10:00~12:00
  • 開催場所:深草(京阪藤森)周辺

伏見は、かつて「軍都」と呼ばれ、今も深草周辺には、旧陸軍の施設などが残っています。今回、伏見Aエリア会では、平和の取り組みとして、伏見の戦跡めぐりを行いました。(伏見A)伏見の戦跡めぐり(1).jpg

「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の中野恭子さんのガイドで、京阪藤森駅から疎水べりの「第二軍道」に架かる「師団橋」をわたり、旧陸軍第16師団司令部庁舎(現在は、聖母女学院本館)を見学しました。

(伏見A)伏見の戦跡めぐり(3).jpg

明治末期に建築された重厚な赤レンガ建築の内部は、師団司令部時代の様々な趣向が現在も残されていました。

(伏見A)伏見の戦跡めぐり(2).jpg

その後、旧陸軍衛戍病院(現在は、行政法人医療センター)の記念碑を見学しました。

戦後になって深草周辺は、軍関係の跡地が大学などの教育施設や住宅となり、住民の町へと生まれ変わったことも知りました。

自分たちが住む地域の戦跡を実際に訪れ、説明を受けながら巡ることで、平和について考える時間を持つことができました。

(伏見A)伏見の戦跡めぐり(4).jpg

<良かったことや学んだこと>

 ・普段生活している中では気づかないような所にも戦跡はあることや、終戦後の人々の戦争への怒りや平和の思いも知ることが出来た。

 ・伏見の一部ではあったが、実際に歩いて見学し、中野さんの説明を聞くことが出来たので、より理解できた。頂いた資料もわかりやすく振り返り    やすく、とても良かった。

・京阪藤森駅から歩いてすぐの場所に「師団」の面影が沢山あった。中でも師団橋の石柱が多く残っていたり、第16師団司令部の立派な建物。師 団一色の町であったことがよくわかった。そして医療センターの石碑の傷や形を見ると、兵士の方たちの怒りが、まだまだこみあげてくるようで「私たちの歴史を見て欲しい、石碑に目を向けて」と石碑が語っているように感じた。

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