みんなのとりくみレポート
伏見の戦跡めぐり~深草周辺~
- 東ブロック
- 2019年03月28日
- 主催:伏見Bエリア会
- 開催日:2019年1月30日(水)10:00~12:30
- 開催場所:伏見区深草(京阪藤森駅)周辺
伏見Bエリア会では、平和の取り組みとして「伏見で繰り返された戦争の歴史を先ず自分が知り、子ども達に伝えていく」を目的に、伏見の戦跡めぐりを行いました。
伏見区深草周辺は、戦前、陸軍第16師団司令部が置かれていたことも有り、「師団街道」「第一軍道」など、今も地名や道路標識に当時の名残があります。
今回、「戦争遺跡に平和を学ぶ京都の会」の中野恭子さんのガイドで、京阪藤森駅から疎水べりの「第二軍道」に架かる「師団橋」をわたり、旧陸軍第16師団司令部庁舎(現在は、聖母女学院本館)を見学しました。
明治末期に建築された重厚な赤レンガ建築の内部は、師団司令部時代の様々な趣向が現在も残されていました。
玄関は、兵士が乗馬したままで受付して、馬の向きを変えることができる高さと広さに作られていました。
戦争中は、空襲を避ける為に赤れんがに黒いコールタールが塗られていたとのことで、今もわずかながら、その後が残っていました。
その後に、旧陸軍衛戍病院(現在は、行政法人医療センター)の行啓記念碑を見学しました。
京阪藤の駅に戻る途中の商店街に、戦前は軍関係の人も利用したという「軍人湯」という名前のお風呂屋さんがあり、ここでも軍都と呼ばれた伏見の歴史を身近に知ることができました。
・伏見の戦跡遺跡や歴史を知ることができ、戦争のことを知らない子どもたちに、伏見には遺跡や歴史ある建物があることを伝えたいと思う。
・ガイドの方から丁寧に説明しながら案内して頂いたので、伏見の戦争の歴史についてわかりやすく学ぶことができた。聖母女学院では、DVDを見せて頂き、本館の特徴や歴史について知ることができた。
・伏見に住んでいながら、伏見の戦跡や歴史、名前の由来を知る機会がなかったので、所々にある石碑や歴史ある建物を実際に見ることができ、軍事にまつわる地名が残っている事で、戦争の傷跡や歴史の深さを感じた。
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