• 　　　　　　　　
• ツイート

• 南ブロック
• 2019年09月30日

• 主催：城久井Bエリア会（宇治・宇治田原Aエリア会
• 開催日：2019年8月28日(水)10：00～12：00
• 開催場所：丸久小山園　槇島工場

京都生協の抹茶の製造メーカー㈱ちきりやの担当者からあいさつの後、丸久小山園槇島工場の工場長から抹茶加工の説明と動画によるお茶(抹茶)の栽培、摘採、加工の基礎知識の学習をしました。

次に、抹茶工場の見学をしました。
大きな工場ですので、ガラス越しに見学します。
抹茶は光、湿気、温度が苦手なので、抹茶を石臼で碾く工程では灯りの無い部屋で自動で稼働していました。

見学通路に見本の石臼があり、触らせてもらい、模型で石臼の仕組みを説明いただきました。
この石臼には抹茶専用の目の切り方があるそうで、専門の職人が色々なお茶屋の石臼のメンテナンスをしていたそうですが、近年職人が減少したので丸久小山園では職人を育成、保存もかねて社員に学習してもらい、自社で石臼のメンテナンスをしているとのことです。

次は拝見場といって北向きの天井窓からの日光の光で茶の色などを鑑定したり合組(ブレンド)という作業をする部屋を見せていただきました。
壁は全て黒く塗られていて、茶の色が良く判るように黒一色なのだそうです。

お茶室を見せていただきました。
普通に工場の中なのに、一室に見事なお茶室が出現して驚きました。
躙口(にじりぐち)の説明や足元に置いてある石の話しなど教えてくださいました。

最後は初めに学習した部屋へ戻って各自お抹茶を点てて飲む実習をしました。

感想：

ちきりやさん、丸久小山園槇島工場の工場長さん、とても丁寧に教えてくださいました。また、私たちが疑問に思ったことを聞き逃さずに補足説明していただきました。

和やかに楽しく学習できました。ありがとうございます。

数々の賞状や茶器類、茶筅などの展示物も眼福でした。

実習での自服お茶を一口含んで「え？このお茶美味しい。こんなん初めて飲んだわ」「もっと苦いと思っていたけど、苦くない。」などみんなが口々に感想を声にだしていました。

楽しくて美味しい茶工場見学会でした。

これからも美味しいお茶を飲みたいと思います。