みんなのとりくみレポート
かめおか作業所を訪問しました!
- 西ブロック
- 2019年11月10日
- 主催:西ブロック
- 開催日:2019年10月9日13時~14時30分
- 開催場所:かめおか作業所、グループホームたんぽぽ
のどかな風景と秋晴れの清々しいお天気に恵まれて、一般組合員5名と川村副理事長と一緒に社会福祉法人 亀岡福祉会の「かめおか作業所」と併設されているグループホーム「ホームたんぽぽ」を訪問しました。
かめおか作業所は、1978年に共同作業所として通所12名、職員2名の無認可でスタート、1982年に法人株を取得、昨年で開所40周年を迎えました。
現在は、58名のなかまが通所し、縫製や食品加工などの自主製品や箱折り、お菓子の袋詰めなどの下請けの作業をがんばっておられます。
縫製作業は主に布バッグや布巾の縫製をされています。細かな作業も丁寧に行われており、その集中力がスゴイ!
また、出来上がった布製品は販売もされていて、参加者はエコバッグや学童バッグなど品定めしながら購入しました。
隣の部屋では駄菓子の袋詰めをされていました。
併設されているグループホームは温かな木のぬくもりを感じる構造で、7名の方が生活されています。
車いすの方でも不自由なく生活できるように、バリアフリー化や浴室は機械浴を導入されています。
職員は泊まり込みで、2名で対応されています。
各々の部屋の前には表札が掲げてあり、6畳ほどの個室はプライベート空間が広がるとともに、身体が不自由で動けないので、手が伸びる範囲にたくさんのスイッチが設置されていました。
一方で、「スタッフの人手不足が深刻で、特に若手の人材確保が難しい」と事務局長の井内さんはおっしゃいます。
職員120名の平均年齢は50歳だそうで、20代の職員は一人もおられないとのこと。
また、国の財政難に伴い、行政からの支援はほぼ受けられない中、財政的にも厳しい立場ではあるが、4つの作業所が一緒になって地域で年1回開催される「ハートフェスタ」や、市民の方から募金を募ったり地域からの支援により運営ができているとおっしゃっていました。
「ハートフェスタ」を通して、もっとたくさんの方に作業所のこと、障がいのことを知ってもらいたいともおっしゃられていました。
お忙しい中、作業所の歴史から現在のことまでていねいにご説明をいただき、貴重な時間を過ごすことができました。
<参加者の感想>
・懐かしい思いと、自分の息子の将来を重ね、何とも言えない思いで見学させていただいていました。地域の特徴が出ている法人だと感じましたので、また自分の場合はどう考えていこうか...というきっかけになりました。 ・みなさん元気に働いておられて、将来子どもがどんな生活をできるかなと想像しながらみせていただきました。 ・とても穏やかな空気の中で働いておられるのを見て、私もパワーをいただきました。
・今回、グループホームを初めて見学させていただきました。働く場所、生活できる場所の環境が整っていて理想的だと感じました。
・グループホーム、お風呂、個室など見学して、キレイでプライベートも守られ、住みやすそうな雰囲気だった。職員さんの年代も上がり、今後が大変だと思った。
・かめおか作業所に20歳代の職員がいないこと...福祉現場で働く人づくりをしなければ...と思いました。
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