60周年

みんなのとりくみレポート

2023年度 防災について学びました。№3報告

  •         LINEで送る
  • 開催日:2023年10月12日・11月16日

「Everyone rolling stock~my防災でつながる絆」

防災に対する知識を深めようとの観点から、2回にわたり学習会を開催する事となりました。
第1回は、10月12日 防災士さんをお呼びしての「防災クッキング」

北ブロック①.jpg

Inked北ブロック②_LI.jpg

大きなお鍋に湯を沸かし、1人前ずつ材料全て袋に入れて、後は待つだけ。出来上がりを待つ間に、備蓄品の必要量や保存方法、あると便利なグッズ等、目からウロコの防災テクニックを教えていただきました。簡単で美味しいパッククッキングは、災害時以外にも役立ちそうです。温かい料理を食べられる事へ感謝しつつ、防災に関する知識も深まり、とても有意義な時間となりました。

Inked北ブロック③_LI.jpg

第2回は、11月16日 植木力さん(株式会社カスタネット 代表取締役社長・社会貢献室長)を講師に招き、学習会を開催しました。

北Bエリア会が今年度テーマに選んだのは『防災』。このテーマを選んだ理由は「ローリングストックの意味を学びたい」「いざという時の命の守り方を知りたい」「防災は身近で興味があるのに1人ではなかなか取り組みにくい課題」というメンバーの思いがあったからです。今年度は2回に渡り学習会を開催し、前回は防災食について学び、今回はカスタネットさんの自社商品を通して、防災について学びました。

まず初めに、植木社長が起業されるまでのお話を聞き、マルチポンチョを実際に広げて見せていただき、商品が生まれた理由、使い方などを学びました。

北BIMG_8355.jpeg
東日本大地震後、植木社長が「どんな事で困ったか?」を現地でヒアリングしたところ、特に女性の方から①トイレ、②水、③プライバシーという3つの問題が一番多かったのが、商品開発のきっかけに。
熊本地震の際は、マルチポンチョ6,000枚をいち早く支援されたそうです。お手洗い時の目隠しだけでなく、防寒具としても利用でき、遭難時に使われるエマージェンシーシートより防寒効果があるそうです。

凝固剤はオムツと同じ仕組みで、水を入れてすぐに固まりました。災害時、排泄物の処理も問題になるなど被災地で起こる生の声も聞き、メンバーも他人事ではなく自分事として防災意識を持てるようになりました。

植木社長によると、必要なものは各自(各家庭)違うので、BOX内は敢えて"空っぽ"にしているのが一番のポイントだそうです。"空っぽ"だからこそ、『何を入れるべきか?』を考えるきっかけにもなり、家族と一緒に学びながら防災を意識できる仕組みになっています。
付属の緑色の紐(約2m)は、災害時は外して物干・止血用など、様々な利用法があるそうです。

その他、植木社長より「自分達(親世代)は大丈夫でも、子ども達の時代にはほぼ100%災害が起こる」という言葉にハッとさせられる場面もありました。しかし、最大の防災グッズは『のどあめ』で"大阪のおばちゃん的発想"でコミュニケーションも災害時は役立ったり、普段の何気ない行動・物も防災に繋がる事を学びました。

「防災意識を持ち歩く社会にしたい!」という植木社長の強い思い、今の社会に対しての防災意識の課題など、"防災の重要性"を肌で感じる学習会となりました。

≪参加者の感想≫
・"各家庭・各個人で必要な防災グッズは違うという事""企業や国が備蓄しているものと同じ必要はない"
目からウロコのお話がいっぱいでした。


  •         LINEで送る

バックナンバー

  

お問い合わせ・申し込みは、各ブロックまで

北ブロック
電話番号  0120-075-028
左京区・北区・上京区・中京区・下京区
東ブロック
電話番号 0120-075-129
東山区・山科区・伏見区・南区
西ブロック
電話番号 0120-075-136
右京区・西京区・向日市・長岡京市・大山崎町・亀岡市・南丹市・京丹波町
南ブロック
電話番号 0120-075-238
宇治市・城陽市・久御山町・八幡市・京田辺市・井手町・宇治田原町・木津川市・笠置町・和束町・精華町・南山城村
両丹ブロック
電話番号 0120-075-262
綾部市・福知山市・舞鶴市・宮津市・与謝野町・伊根町・京丹後市