点検レポート
産直産地の点検 大山あじわい豚 ㈱西日本ジェイエイ畜産 養豚事業部 ㈱鳥取県食肉センター
- 2019年12月11日
- 産地点検
2019年9月18日に株式会社西日本ジェイエイ畜産 養豚事業部へ産地点検に行ってきました。
産直大山あじわい豚でお世話になっています。
㈱西日本ジェイエイ畜産養豚事業部は、鳥取県内の養豚場(3ヶ所)で豚の生産をされています。今回はその中の一つ、上馬場農場に行く予定でしたが、防疫上の都合から現地農場での点検は差し控えました。これに代わり鳥取県の琴浦町にある事務所へ、職員の方に集まっていただき、記録や書類を確認し、聞き取りによる点検を行いました。飼育の記録や出荷の記録から、良好な状態で豚を生産されていることがわかりました。
今回、農場には入りませんでしたが、以前に撮った写真から、豚舎の様子を紹介します。
乳を飲んでいる様子と、えさを食べている様子です。
翌日9月19日は、株式会社鳥取県食肉センターへ点検に行きました。
鳥取県の大山から見て北のふもと、大山町にあります。㈱西日本ジェイエイ畜産で育てられた産直大山あじわい豚を受け入れ、と畜後、ロースやモモなどの部位に分ける作業を行っています。
加工室の入口です。服装の確認、手洗いなど衛生的に問題ないかを確認しました。粘着ローラーで服に付いた異物をとり、手を洗います。洗剤と水は自動で出ました。手指を消毒後、エアシャワーを通って入場します。
加工室内です。枝肉を切り分けて、骨をはずし、余分な脂などを取ります。作業の順序を説明いただき、衛生的な状態で作業されていることを確認しました。ロースやモモなどの部位に分けた後、包装して金属探知機を通します。毎日動作確認されていることを記録で確認しました。
出荷を待つ肉がどの様に保管されているか確認しました。
加工場を点検した後は、作業の記録や書類を確認し、聞き取りも行いました。鳥取県食肉センターから出荷される豚肉は、いつ農場で生まれて、どの豚舎で育った豚であるか、さかのぼれることを確認しました。
【点検者の所見】
今回は、と畜場も伺いました。ありがたく命をいただいていることを受け止めつつ、点検しました。農場から私たちに届くまで、お仕事をしてくださる方のおかげで、おいしいお肉が食べられることを改めて心に留めました。
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