点検レポート

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産直産地の点検 ひらがい卵 農事組合法人 紀泉農場

  • 2019年12月11日
  • 産地点検

点検日 2019年11月7日

産直ひらがい卵でお世話になっています。

紀泉農場は和歌山市北部にあり、近くには阪和自動車道の和歌山北インターチェンジや、近畿大学の付属高等学校・中学校があります。京都生協が指定した貴重な国産鶏種の「もみじ」から生まれた「ひらがい卵」を生産されています。


紀泉農場では、雛から育てておられます。当日は育雛舎(雛を育てる場所)の様子を見せていただきました。生後約120日から卵を産み初めます。鶏は一か所に集まる習性もあるため、写真では混雑しているように見えますが、広く空いている場所もありました。

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鶏舎やその周辺はきれいか、施設に損傷はないかを確認しました。鶏舎入口には靴を消毒するための石灰槽があることを確認しました。(防疫上、鶏舎内には入っていません。)

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京都生協向けの卵は鶏舎からパックする施設まで、ベルトコンベアで運ばれます。卵を洗って表面を殺菌した後、不良卵を除去し、サイズ選別してから、パックされます。卵の洗浄方法の確認、殺菌水の温度や濃度をどのように設定し、確認するのかも聞き取りました。

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パックされた卵を出荷まで保管する冷蔵庫の温度管理について確認しました。

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飼育の記録やパック作業の記録など書類を確認し、聞き取りもしました。

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【点検者の所見】
点検の最後に理事の大久保さんより「子供のころから親の仕事を見て、あたりまえのように卵屋をやってきた。違う目線で見てもらえるとありがたい。気になるところは教えてほしい。」と伺いました。ここに今よりも良くなろうとする積極的な姿勢を感じました。

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