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点検レポート

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産直産地の点検 みつせ鶏 ㈱ヨコオ 山浦農場・厳木工場

  • 2019年12月11日
  • 産地点検

2019年8月1日に株式会社ヨコオ山浦農場の点検に行きました。

産直みつせ鶏でお世話になっています。

山浦農場は株式会社ヨコオの直営農場で、大分県玖珠郡にあり、阿蘇山の北、湯布院温泉の西にあります。ここで「みつせ鶏」を雛から約80日間、育てておられます。

鶏舎やその周辺はきれいか、施設に損傷はないか確認しました。鶏舎での作業や工夫されていることについて伺いました。鶏舎内の様子を見ながら説明をいただきました。ここで驚いたことがあります。真夏にもかかわらず、鶏糞由来の臭いがしませんでした。飼育される鶏のストレスも減るので、良い環境であると考えます。

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鶏舎には前室があって、入り口で靴の消毒が出来るようになっています。さらに鶏舎内専用の長靴に履き替えて、鶏舎内の作業をされていることがわかりました。防疫上の観点から、鶏舎の中まで入ることはできません。

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倉庫内を見て確認しました。備品・資材は整理整頓されており、薬品は施錠できる保管庫に収められ、倉庫も鍵がかかることを確認しました。

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飼育記録や出荷状況、薬品の在庫記録などの書類も確認しました。農場長、畜産部、品質管理の方々、それぞれご説明いただきました。

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翌日8月2日は、佐賀県唐津市にある株式会社ヨコオ厳木工場の点検に行きました。早朝に農場から送られてきた鶏を処理されています。


こちらは工場の入口です。工場内専用の作業服に着替えて、手指や爪などを洗います。粘着シートなど使い、服に付いた髪やゴミもとります。私自身も従業員さんと同じ手順で工場内へ入りました。

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鶏の命をありがたくいただいた後、食鳥検査を受けます。県の検査員がすべてチェックし、食用に適するか確認されます。続いて殺菌し急速冷却します。この冷却槽でしっかり冷やすことがとても大切です。

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続いて手羽やモモ、ムネ肉など部位別に切り分けられます。手袋やマスクは決められた通りに着用されているか、作業場はきれいか、衛生的な環境で処理されているかを、見て回りました。

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製造された鶏肉が出荷されるまで、どのように保管されているか(場所や温度など)、確認しました。

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鶏の入荷から製造の記録、使用される水の水質検査結果、作業の手順書など、書類の確認と聞き取りを行いました。

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【点検者の所見】
今回の点検では、農場長、工場長、畜産部、品質管理室など、みつせ鶏の生産・加工にたずさわる職員のみなさまから、たくさんの説明をいただきました。いい鶏を育てたいというみなさんの意気込みが、ひしひしと伝わってきました。

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