点検レポート
工場点検 京都生協コープ商品 ミニカップ納豆 ㈱牛若納豆
- 2020年02月04日
- 工場点検
点検日 2019年11月29日
「京都生協コープ商品 ミニカップ納豆(タレ付)」「京都生協コープ商品 ふる里納豆」「京都生協コープ商品 徳用納豆」でお世話になっています。
工場は京都市右京区京北周山町にあります。道の駅ウッディー京北から北へ車で2~3分ほど、国道162号線沿いにあります。
工場へ入る手順ですが、作業服に着替え、靴をはきかえて粘着ローラーをかけ、手洗い、手指消毒をし、エアシャワーを通って入場されていることを確認しました。
原料の大豆について、産地と保管状態を確認しました。「ミニカップ納豆」は北海道産、「ふる里納豆」は滋賀県産、「徳用納豆」は国産(現在は滋賀県産)が使用されていることを確認しました。
納豆をつくるには、まず大豆を洗って水に浸し、蒸し煮します。
蒸し煮が終わったら、納豆菌を噴霧します。
大きな釜のそばは、冬でも大変暑く、蓋が開くと蒸気で真っ白。そんな中をがんばって納豆を作っておられました。
次に容器へ詰めます。ちなみにこの段階では納豆独特の糸はでません。まるで煮豆です。
容器に詰めた後、金属探知機を通します。いざという時にきちんと作動するか、テストされていることを確認しました。
次に醗酵です。40℃以上ある醗酵室に18~20時間程度入れます。時間は味、色、固さ等、醗酵の進み具合を確認して調整されています。
醗酵させた後は、10℃以下の冷蔵庫へ移し、これ以上醗酵が進まないようにします。40℃以上ある醗酵室と10℃以下の冷蔵庫を行き来するので、これも大変な作業です。
賞味期限を間違いなく印字する手順を確認しました。
出荷を待つ納豆です。
【点検者の所見】
衛生的な環境のもとコープ商品が製造されていること、異物混入対策について問題がないことも確認することができました。
㈱牛若納豆のホームページ https://www.ushiwaka-nattou.com/
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