点検レポート
産直産地の点検 レタス ㈲トップリバー
- 2020年02月04日
- 産地点検
点検日 2019年4月18日
産直レタスでお世話になっている㈲トップリバーは、長野県北佐久郡御代田町、浅間山の麓にあります。標高700~1500mという立地を生かしてレタスなどを栽培されています。
京都生協との取引は1994年トップリバーの前身である「佐久青果出荷組合」のころからです。その後2000年に㈲トップリバーを設立され、現在に至ります。農薬は適切な時期に使用して散布回数を減らす、なるべく除草剤は使用しないなど、安全な野菜づくりをされています。
栽培記録を点検しました。IT化が進められており、使用する農薬などは全て独自のシステムに入力されます。このシステムには予め使用できる農薬が登録されており、登録されていない農薬は入力できません。トップリバーとしても使用された農薬を確実に点検されていることを確認しました。
またJGAP(下記参照)認証を継続して取得されています。しっかりとした仕組みの中、改善を重ねながら頑張っておられます。
JGAP = 食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証。農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理手法の一つ。
農薬保管庫を点検しました。在庫の管理、保管場所は確実な施錠がされているか確認しました。庫内は整理整頓され、農薬の飛散防止、液漏れ防止の対策もされていました。
トップリバーは農業経営をめざす若者の育成支援事業にも特に力を入れておられます。 (下の写真は、生産者同士のミーティングの様子です。)
【点検者の所見】
若い生産者の皆さんが、自らの農場経営をめざして、安全・安心・安定生産・安定供給といった農業技術の他、経営スキルを身につけるために頑張っておられます。頼もしい限りです。
㈲トップリバーのホームページ https://www.topriver.jp/future/president.html
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