60周年

トピックス

組合員学習会第3弾・安田さんの講演会を開催

  • 2017年11月29日
  • とりくみ・活動

京都生活協同組合

 毎回好評の「秋の組合員学習会」第3弾として、11月28日(火曜)京都テルサで、フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんによる講演会「世界の子どもたちと向き合って」を開催しました。171129yasudasan0.jpg 写真を通じて「何が起こっているのか」を伝えていく安田さん。16歳の時に「国境なき子どもたち」友情のレポーターとして、カンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材したのをきっかけに、カンボジアやヨルダン、東日本大震災の被災地など、国内外の貧困や災害の取材を続けています。
171129yasudasan01.jpg 厳しい現実と向き合いながらも明るくたくましく生きる人びとのお話に、初めは笑いもありましたが、対人地雷で両足を失くした男性、人身売買で売られてきた子どもたち、戦乱の中消えていく小さな命...。話がすすむにつれ、みんな静かに聞き入っていました。
 東日本大震災では安田さんのご家族が犠牲になった経験を、津波が迫ってくる写真を交えて話し、涙をぬぐいながら聞いている参加者の姿もありました。
 「どんな立場にあっても、持ち寄り合える役割がある。」優しく静かな口調で力強く語りかける安田さんのお話で、命や人びとのつながりの大切さをあらためて考える時間となりました。

バックナンバー