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オリジナルフォトブックをつくってメッセージを伝えよう!~世界の森とつながっている、私たちのくらし~

  • 2018年09月04日
  • とりくみ・活動

エコ企画の一環として企画しました。
昼食をはさんで、朝から夕方までの長時間企画ということでしたが、9組の親子の参加がありました。
オリジナルフォトブックづくり(作業の全景03859).jpg

オリジナルフォトブックづくり(FSC河野さん)DSC03779.jpgFSCジャパンの河野さんから、「森を守るマークFSC®-いつものお買い物で森は守れる-」というテーマで、持続可能な森を実現するためのFSC認証制度の説明と、私たち消費者がお買い物を通じて資源を守ることが出来る、というお話がありました。

オリジナルフォトブックづくり(講師西原さん)DSC03800.jpg

その次に、アフリカから日本に戻ってこられたばかりの西原 智昭さん(WCSコンゴ自然環境保全マネージメント技術顧問)から、コンゴ共和国における森林伐採の状況を、熱帯林に住む多様な動物と森との関係

でお話をしていただきました。
参加者はこの講義を聴いたうえで、用意されていた写真を選びながら自分だけのフォトブックを作り上げていきます。
何を伝えたいのかを決め、どのような文書にするのか、それを伝えるための写真は何を使うのか、約2時間かけて仕上げていきます。
オリジナルフォトブックづくり(親子で写真選び段階)DSC03851.jpg最後にスマートフォンで入力して完成です。
製本されたフォトブックは後日、宅配されました。


<子どもの感想>

・3.5秒でサッカー場1面分の森林が世界から無くなっていることにとてもビックリした。
・象さんがかわいそうでした。
・森を大事にしないといけないと思いました。
・マルミミゾウが木などを作っているのに、マルミミゾウを殺すと木がどんどん減っていくのに、殺すのはダメだと思いました。
・題名を考えるのが難しかったです。
・とても疲れたけど楽しかったです。


<大人の感想>

・森林伐採後、熱帯林は再生できないということは、とても深刻な問題だと思います。原住民の人々や野生生物の生活を奪ってしまわないように本当に伐採が必要なのかどうかよく考える必要があると思います。
・FSCの活動がもっと広がるようになってほしいです。
・写真の順番や話をつなげるために子どもと話し合い、作れたので楽しかったです。
・話を聞くだけではなく、フォトブックにすることで次に何かできるし、伝えてみたいことを整理でき楽しかったです。

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