開催日：2019年3月20日（水）13：00～14：30

開催場所：近為　西陣本店　京都市上京区千本通五辻上ル牡丹鉾町576

参加者：16名

京都生協の食育企画として京都の伝統食品を学ぶため、京都生協の夏・冬ギフトで利用第一位の人気京漬物の製造元「㈱近為　西陣本店」を訪問しました。

まずは、奥の和室の間に上がらせていただき、㈱近為の社長からのご挨拶のあと、お茶漬けの席で近為のお漬物をいろいろ味わいました。

うつわも、漬物の盛り方も、とても上品で美しい！

京都では毎日の食卓の箸休めに添えられるのがお漬物......かもしれませんが、こんなにたくさんの種類をメインとしてじっくり味わうのは、参加者にとっても初めてのことかも？！

　

お茶漬けの席では、㈱近為の社長から、近為の歴史や京漬物についてお話を伺いました。

　

＊㈱近為は今年で創業した140年！地元の野菜の素材を大切に、地元の人に愛される漬物屋に。伝統的な漬物を大切にすると同時に、先代が創作した「柚こぼし」など新しい商品も生み出してきました。

＊京漬物のうち、いわゆる３大漬物は「千枚漬」「しば漬」「すぐき」。京都や近郊の風土にもとづいた原料や漬け方で作られています。

＊近為では一律的に漬物を製造するのではなく、例えば下漬けの際に塩の漬かり具合を食べて丁寧に確かめたり、機械でなく人の手で面取りしたりカットの際も素材の切断面をきれいに仕上げたりするなど、ひと手間を掛けることを惜しまず、丁寧に作っていきたいと考えています。

≪教えていただきました！おもしろ情報≫

Ｑ１：お漬物を冷凍することはできますか？

『野菜の繊維が冷凍することでつぶれるのでできません。唯一"なの花"という商品は冷凍できます』

Ｑ２：お漬物をきれいに盛り付ける コツ を教えてください

『いろいろありますが、まずはパンフレットの盛り付け方を参考にするのがいいかと思います。近為では立体的に立てて盛りつけるのを心がけています』

≪参加者の感想≫

＊京都の住人として伝統・歴史をつないでいくことに関心があり、街のみなさんが日々健闘されていつことに感心しました。

＊漬物に対する取り組みについて直接お話を聞け、増々近為さんの漬物が大好きになりました。

＊京都の文化にひたることができよかったです。伝統は大切にしたいですね。食後の話し合いも楽しかったです。

＊色々なお漬物をいただきとても美味しかったです。家でもこのように彩り良く立てて盛りつけようと思いました。京漬物のおいしさ、あらためて感じました。

ただ今、食育企画では下記の募集も受け付けております！

「朝ごはんの大切さを知ろう！お味噌汁作り」　→　詳しくはこちら

「田植え 体験交流会」　 →詳しくはこちら