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田植え体験交流会

  • 2019年05月24日
  • とりくみ・活動

開催日:2019年5月18日(土)午後10:30~15:00

開催場所:JA京都にのくに管内 綾部市小畑地区

参加者:組合員11組37名、京都生協職員6名

JA京都にのくに、全農京都、京山、綾部市農林課、小畑地区生産者、婦人部のみなさん27名  合計70名(開会式のみの方を含む) 

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当日は心配されていた雨も炎天下にもならず、風が少し吹き付ける中、2年越しの田植え交流会を開催しました。

開会式で小畑地区区町や綾部市農林課長、お取引先様からご挨拶いただいた後、参加者一同はいよいよ田んぼへと移動です。

泥だらけになる前に(^-^)/まずはみんなで集合写真を撮った後、子どもたちはすぐに田んぼの畔から水の中を覗き込み、泳いでいるカエルやアメンボなどに釘づけとなりました。

生産者の合図でサンダルを脱ぎ、おそるおそる泥の中へ。

そして一列になってピンと張られたヒモの前に立つと、しっかり根の張った苗床から2本ほど力強くむしり(これだけで、もうドキドキ?)ヒモに等間隔にある印のところを目印に泥に植えつけていきます。

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「自分のところに植えたら、手をあげてください!」

畔の両端から目印のヒモを持つ生産者が声をかけ、一列植えたら一歩後ろへ下がり、またヒモを下して目印のところに植えていきます。
約50分後、3aの広さに苗が全て植えられました。

足を洗って昼食会場に戻ると、小畑の婦人部の方がカレーを用意してくれていました。

みんなで「いただきます!」同じテーブルの参加者同士や生産者との会話や、また臨時に設けてもらった地元の物産品の販売を楽しんでもらいました。

午後からは、スライドを使って「お米のおはなし(田植えまでの田んぼの風景)」「田んぼの生きもの」を紹介。
その後は生産者の方から綾部市小畑地区の地元自慢やお米栽培で工夫されているところ等をお話しいただきました。

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質問タイムでは、子どもさんからもするどい質問が飛び交います。

Q「今日植えた田んぼでどのくらいお米ができますか」

A「30㎏の袋で45袋くらい」

Q「この地域の特産品はなんですか?」

A「京都丹の国特産の地場野菜"万願寺甘とう"です。"万願寺甘とう"を栽培するのは京都府内でも発祥地の舞鶴市および綾部市と福知山市の一部を加えた地域のみに限られています。もうすぐ生協さんの売り場にも並びますのでご利用ください」

Q「田植えがおわったあとは何をするのですか」

A「小豆を植えます」

最後に参加された家族ごとに今日の感想を述べ、おみやげに「バケツ稲」をいただいて、無事終了となりました。

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≪参加者の感想≫

(子ども)

■どろがずぼずぼなったけどはじめてうえたからたのしかった。かえるとかにをつかまえれたからうれしかった。かえるをもちながらうえたからむずかしかった。

■またあきになったら、たべたいとおもいます。

■つかれたそれでこしがいたかった。

(大人)

■親子そろって初めての体験でした。はだしで歩くこともあまりない日常生活なので、はだしで田んぼに入るところからドキドキでした。(中略)機械での作業も大変だと思いますが、昔の日とは本当に大変だったんだろうなーと感じました。

毎日当たり前に食べているごはんですが、改めて感謝です^_^..

■親子で田植えが出来て楽しかったです。植え続けていくとだんだん上手になり楽しくなりました。小さなおたまじゃくしも沢山いてゲンゴロウを手に乗せて子どもも楽しんだ様子で良かったです。稲刈りも参加してみたいです。

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