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【食育企画】 師走の「京都市中央卸売市場見学」
- 2019年12月17日
- とりくみ・活動
開催日:12月5日(木)午前9:00~11:00
開催場所:京都市中央卸売市場
京都生協の食育企画として、食の台所「京都市中央卸売市場」見学を開催しました。
当日は大勢のお申し込みの中、当選された方19名がご参加いただきました。
まずDVDを見て"卸売市場"の役割についてレクチャーを受けました。
市場へ移動し、ちょうど始まる「青果2次競り」を見学しました。
9時30分ちょうどに カランカラン と合図の鐘が鳴らされ、この日は冬食材の『さつまいも』や『海老芋』の競りがスタートしました。
この日、海老芋の競りは仲買人の手の動きで値段が付けられ、ものすごい速さで競り落とされていきました。一方で、さつまいものせりはなかなか値が決まらない場面があり、DVDだけではわからない、青果の"値"を付けるという難しさを見ることができました。
次に早朝行われる『近郷野菜』の競りの場に移動しました。
こちらはすでに競りが終わっていますが、立派な聖護院かぶや九条葱、堀川ごぼうといった京野菜の食材がたくさんおかれていました。こちらは竹竿で商品をさして移動しながら競り落とす方法がとられています。
その後「京の食文化ミュージアム・あじわい館」へ戻り、食の語り部蔦川清一郎さんに、京都中央卸売市場や京の食文化のなりたちなどについてお話を伺いました。
≪参加者の感想より≫
*映像などでせりの状況をみることはありましたが、実際に近くで見るのは緊張感もあって良かったです。
*「せり」の現場をはじめて生(ナマ)で見ました。スーパーに並ぶお野菜がここから始まっているのかと知りました。京野菜や別に扱われていることで、大切にされていることが分かりました。
*消費者の立場でほとんど考えていましたが、生産者から手の離れた青果、くだものなどが迅速な流れで中央市場を経てきているのが理解できました。中央市場の果たしている役割が需要供給価格形成を調整していると納得しました。
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