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【食育企画】~京都の伝統食品を学ぼう「㈱半兵衛麸本店訪問」~
- 2020年03月11日
- とりくみ・活動
京都生協の食育企画として京都の伝統食品を学ぶため、京都生協の夏・冬ギフトで人気の「㈱半兵衛麸本店」を訪問しました。
18人が参加しました。
参加者はまず、本店の正面からいわゆる京町屋の通り庭をとおって中庭に面した部屋に通していただきました。
始まるまでの間にも、お店や部屋の美しいしつらえに気持ちが高揚してきます。
始めに、半兵衛麸の玉置社長からご挨拶いただき、半兵衛麸の創業から今までの物語や家訓のご紹介や、麸をめぐる京都の食文化や歴史、そして麸という食材についてのお話をいただきした。
特に、半兵衛麸では"老舗"ではなく"しにせ"とひらがなで書くことへの姿勢に、参加者はとても感銘を受けたようです。
次に、京都生協で取り扱いのある冷凍生麸の解凍や切り方・料理のコツや、やき麸の簡単な調理方法や日常使いのコツやレシピなどについても、社長自ら実演で教えてもらいました。
お正月などちょっとしたハレの日の食材のように感じていた麸も、毎日の食卓やおやつ使いができることを知り、参加者にとって学びがいのあったではないでしょうか。
その後、実際に麸とゆばづくしのお膳をいただき、最後にお弁当博物館を見学し、半日の充実した訪問企画を終えました。
≪参加者の感想≫
* 麸の歴史から始まり、実演も拝見させて頂けて、学びが多かったです。(中略)フレンチトースト等、ぜひ新しい使い方にもチャレンジしてみたいと思います。先義後利というお言葉、あらゆることにあてはまるかと思いました。何を行うにも先に義有りで心がけたいと思いました。
* 料理のわき役程度に考えていた麸でしたが、歴史を聞いたり料理法をきいて、新鮮でした。また新しいたべ方も研究されていて、それもやってみようと思いました。"しにせ"の意味もなるほどと思い、社長の姿勢も素晴らしいと、食卓を通じて子どもたちに伝えることの大切さを改めて感じました。
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