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ユニセフ・ミャンマー事務所による新型コロナウイルス支援活動報告

  • 2020年12月24日
  • お知らせ

京都生活協同組合

 京都生協は、ユニセフ指定募金「ミャンマーの女性と子どものための栄養支援プログラム」に参加し応援しています。新型コロナウイルスに対するユニセフ・ミャンマー事務所の活動についてお知らせします。

 ミャンマー(人口5,371万人)では、2020年3月24日に国内初の新型コロナウイルス感染症例が報告されました。政府は、COVID-19の検査・治療能力の強化、検疫センターの提供、公共の集まりの制限、陸路・国境横断時の検温、救援便や貨物便を除くほとんどの国際線の閉鎖、レストラン、保育園、学校、企業の閉鎖などの感染対策を実施しています(2020年10月27日時点での感染者数は46,200人です)。

【ユニセフ・ミャンマー事務所の具体的な支援活動】

◆ミャンマー語と17の民族言語で書かれたチラシ、ポスターなどを580 万枚制作し、検疫センター、病院、市場、バスターミナルなどの主要な場所に配布しています。


1.png▲ミャンマー語で書かれた感染注意喚起のポスター

◆国内避難民キャンプ、学校、保健施設など、リスクの高い地域での衛生キットの配布と緊急手洗い施設の設置。4,000カ所近くの手洗い場を建設し、推定19万4,000 人の人々が手洗い可能になりました。

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▲衛生キットの配布
 (C)UNICEF_Myanmar_2020_ Maung_Maung_Oo

◆教育省と協力して、学校に戻れない可能性のある900万人の子どもたちのために、対応計画と遠隔学習ツールを開発しました。

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▲遠隔学習のための教員研修
(C)UNICEF_Myanmar_2020

 今回も宅配とお店で「ユニセフお年玉募金」の取り組みを行います。
 世界の子どもたちのために、募金へのご協力をよろしくお願いします。

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