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フードバンクへ、宅配物流センターの予備商品の提供を開始しました
- 2021年06月21日
- とりくみ・活動
6月18日(金)より、宅配の物流を担う南部物流センターの常温保存可能な予備商品※1を、特定非営利活動法人セカンドハーベスト京都へ提供する取り組みを開始しました。初回は、レトルトカレーや缶詰、飲料、調味料や菓子類など、総量132㎏を提供しました。今後も毎月第1・3 金曜日※2に、セカンドハーベスト京都へお渡しします。
※1:予備商品とは、不良品や運搬時の破損などへの対応として一定数、南部物流センターに確保している商品のこと。
※2:都合により、第2・4金曜日の月も有。
セカンドハーベスト京都へ提供した商品は、社会福祉協議会、老人介護サービスセンター、生活困窮者支援団体、ひとり親支援センター等からの要請対応、緊急支援要請時対応用支援パック用、DV シェルター施設、母子生活支援施設等へ提供され、それらを必要とする方々へ贈られます。
この取り組みにより、社会への貢献はもちろん、京都生協宅配事業における食品ロス削減を進めることも実現しました。過去、予備商品は、本来の不良品などへの活用以外に、次回企画の商品としての再利用や、業務上のサンプル品として活用し、食品ロスを削減してきましたが、どうしても使い切れないものもありました。その使いきれなかった予備商品の内、常温商品の新たな活用が今回スタートしました。今後も、食品ロスの削減に向け、京都生協として出来ることを一歩ずつ進めてまいります。
【参考】
食品ロス削減における京都生協の取り組み
京都生協では、2017年度から家庭で眠っている食品をお店で募り、フードバンクを通じて、福祉施設や母子支援施設などに寄付する「フードドライブ」に取り組んできました。2020年度は11店舗で実施し、総回収量は4,215kgになりました。
また、宅配では「注文間違い」などを理由とした食品の良品返品を、2020年度より原則返品不可にルールを変更しました。その結果、組合員の理解と協力によって、返品数は約44,000点(前年比51.5%)、削減金額は約2,700万円(前年比48.9%)と大幅に減少し、年間約10万点にのぼっていた食品廃棄を大きく減らすことが出来ました。
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