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【報告】2021年度「社会貢献活動」助成団体活動報告①

  • 2022年01月14日
  • お知らせ

京都生協 社会貢献活動助成金

2021年度助成団体活動報告

京都生協は、誰もが安心してくらせる地域社会づくりの推進をはかることを目的に京都府を拠点にSDGsに貢献するNPOなどの団体の活動を支援する社会貢献活動助成金制度があります。
2021年度は10団体に合計220万円を助成しました。
各団体の活動内容や助成金を使用した取り組み状況について順次報告します。


NPO法人 献血と骨髄バンクの和を広げる会
「NPO法人献血と骨髄バンクの和を広げる会」は京都府・京都府赤十字血液センターとともに献血の受付時に骨髄バンクの説明をおこない登録の和を広げる活動を行っています。
1987年任意団体「骨髄献血の和を広げる会」を福知山市に設立し骨髄バンク設立のための署名や講演会などの活動をおこない、活動の和は全国に広がっていきました。
現在の骨髄バンクの設立(1991年)につながっていったとのことです。
その後もNPO法人を設立しドナー登録を増やすためのボランティア組織として活動を続けられています。
京都生協の助成金は献血・骨髄ドナー登録をしていただいた方への手作りのプレゼントやぜんざい等のふるまいなどの費用に使われます。
明治国際医療大学(南丹市)の献血会場で受付と骨髄バンク登録へのお願いの説明と手続きをおこなっている様子です。

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嵐山こども食堂
「嵐山こども食堂」は京都市右京区嵯峨嵐山の嵯峨市営住宅集会所で201511月より毎月第3日曜日にこども食堂を開設しています。
フードパントリー(お米や食材の無償配布)、フードドライブ(食材の募集)もおこなっています。
コロナ禍により20204月からはお弁当の持ち帰りで活動を継続しています。
開催日は朝から中高大のボランティアも加わりお弁当の調理フードドライブで届いた菓子や食品の持ち帰り品の仕分け袋詰め作業などの準備をおこなっています。事前にお申し込みのあった約50世帯200食のお弁当をお渡しました。子ども世帯だけでなくお年寄りどなたでもと呼びかけています。
京都生協からの助成金は調理用の器具備品などを保管する物置倉庫の購入とお手伝いの高校生や大学生による小中学生への学習支援活動(コロナ禍が落ち着いたら実施予定)に使われます。

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NPO法人 洛西福祉ネットワーク
「NPO法人洛西福祉ネットワーク」は京都市西京区の洛西ニュータウンを拠点に「高齢者・障害者にすみやすいまちづくり」を目指して、居場所づくり、買い物弱者支援、セミナー開催、趣味の同好会や教室の開催など幅広い活動をおこなっています。
京都生協からの助成金は障害者が住みやすいまちづくり、障害をもった人ともたない人の交流拡大や理解を深めるために全国障害者週間シンポジウム開催(11月)や交流活動に使われます。画像は「障害者週間の集い」「土曜日カフェ」の様子です。

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南北問題から考える会(ポスポ―ロ)
「南北問題から考える会(ポスポ―ロ)」は国際協力、ライフスタイルの見直しの啓発、まちづくり活動を行っています。
2018年に発足し、20~30代が活動の中心で、フィリピンの貧困地域での支援活動、学習活動、そして地域活動として京都都市南区東九条地域で野菜の引き売り(丸ぽ商店)をおこなっています。丸ぽ商店はこの地域の地元スーパーの閉店をきかっけに開始、地元の京都市南区や伏見区で仕入れた地元野菜や米などをリヤカーで引き売りをおこない、その中で地元経済の活性化や若い世代のまちづくり活動を考えています。
京都生協の助成金は京丸ぽ商店の活動費用に使われます。

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