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「京野菜生産者との交流&親子ミニクッキング」を開催しました

  • 2022年04月01日
  • とりくみ・活動

京都生協の食育企画としてコープいわくら・下鴨・山科新十条の「地産地消売り場」へ野菜を出荷いただく、京都市大原の「つくだ農園」代表の 渡辺様 と参加者をオンラインでむすび、交流や料理体験を行いました。

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2022年3月26日(土)に開催した交流会には、35組、総勢100人を超える方がご家庭のスマートフォンやパソコンを使い参加しました。

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「春野菜 」をテーマに事前送付した、つくだ農園様の畑で収穫された新鮮な人参や菜の花が入った京野菜の詰め合わせBOX「旬の野菜箱」を使い、野菜の種類やおいしく食べられる時期、栄養素が逃げない調理法などレクチャーうけ、

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参加者からは、人参の保存方法や菜の花の花の活用法、野生動物から野菜をどう守っているのかなど多くの質問が寄せられました。

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人参の保存方法:乾燥させないように、冷蔵庫で保管する。

菜の花の活用法:お花が咲く前に収穫するため、菜の花が咲いてしまった場合は観賞用として使用する。

野生動物対策:畑にはモグラもキツネも現れる。捕食関係が成立している大原の自然環境を活かし、柵など必要以上の対策は行っていない。

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場所をキッチン変え、届いた金時人参・紫人参を茹で味の違いを確認。菜の花の油炒めにチャレンジ。

人参の甘さや食感といった本来のおいしさを体験し、炒めた菜の花からは菜種油の香りがするという発見が、多くの参加者に驚きと感動を与えました。

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こちらは、金時人参と紫人参のゆで汁の色の違いを確認している様子です。紫人参にはポリフェノールがたくさん含まれているのでゆで汁も、ご飯を炊くときなどに使用するのがおすすめです。    

参加者の感想

◆普段、自分からは野菜にあまり手をつけない息子が、菜の花をまるごとパクリ、茹でた人参も鍋ごとほとんど食べてしまいました。それだけ新鮮で美味しかったのだと思います。楽しい時間をありがとうございました。

◆初めて食べたむらさき人参はとてもおいしかったです。特に茹でたものは、さつまいものような甘さに驚きました。夕飯で金時人参入りのお味噌汁を作ると、野菜嫌いの下の子が珍しくお代わりまでしました。

     

京都生協の食育企画は、産地の未来を守りながら生産者と組合員の関係性を築いていくことを大切に活動しています。これからも親子で参加できる企画を考え発信していきます。

協力・協賛

株式会社 『ヴィレッジトラストつくだ農園』

京都市大原の里山で有機JAS認証を取得。
代表:渡辺雄人  
住所:京都市左京区大原小出石町105

主催:京都府生活協同組合連合会、京都生活協同組合
共催:京都府協同組合連絡協議会

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