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【報告】「せいきょう牛乳」オンラインお楽しみ企画を開催しました

  • 2022年04月29日
  • とりくみ・活動

 
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330日(水)「せいきょう牛乳」オンラインお楽しみ企画を開催しました。
「せいきょう牛乳」は京都生協の産直第一号商品であり、誕生から51年にわたり、長く愛されている商品です。
ちょうど春休みということもあり、親子での参加も多く、抽選で当選された30組、68名の参加者の皆さんと一緒に、楽しく「せいきょう牛乳」のことを学びました。

R_せいきょう牛乳学習会.jpg【内容】

◆鳥取県 大山まきばから中継 

◆ミニ学習会 「牛乳・牛についての基礎知識」(大山乳業 松尾様)
牛の知識や大山乳業の牛乳の製造のこだわりなどのお話をお聞きし、牛乳の飲み比べも体験してもらいました。

◆大山乳業 牛乳飲み比べ
「せいきょう牛乳」「鳥取大山おいしい牛乳」「白バラ低脂肪牛乳」を飲み比べてみるとそれぞれの味の違いを実感!いつもの味と初めて飲む味、飲み比べてみるとその味の違いがよくわかりました。

◆○×クイズ
正解したら、事前にお送りしていたカウイーのシールを各自シートに貼ってもらったのですが、全問正解の方もたくさんおられ、とても盛り上がりました。

◆バター作り体験 (大山乳業 西脇様)
お楽しみバター作り体験です♪
作り方とコツを教えてもらった後、大山乳業の生クリームを専用容器に入れ、しっかりふたを締めたら、スタートです。
振る!振る!振る!腕が痛くても振る!生クリームが分離するまで振り続け、容器の中の生クリームの音が変わってきたら、そろそろ出来上がりの合図です。さらに振り続けようやく出来上がりました。さて、出来立てのバターの味は、どうだったでしょう・・・?

今回多数の応募をいただきありがとうございました。これからも、商品のことを知ってもらえるような機会を作っていきます。「せいきょう牛乳」をこれからも応援してくださいね。

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【参加者の感想から】
・牛も健康診断みたいなのがあるのを初めて知りました。
・とても楽しい企画ありがとうございました。クイズもバター作りも大喜びでした。工場見学に行けない現状、子どもたちにとてもいい経験をすることができました。
・低脂肪乳は味が苦手だったのですが、こちらの低脂肪乳はこどもたちも美味しいと言っていました。
・子ども二人とのバター作りは大変でしたが、すっごく美味しいバターができて子どもたちが爆食いしたのが印象的でした。牛乳はもともと大好きでしたが、もっと好きになったと言っていました。

★参加された方から、質問をいただきましたので、大山乳業 松尾さんに回答してもらいました。

Q:なぜ生クリームを振ると分離するのですか。バターは生クリームではなく、せいきょう牛乳や大山乳業さんの牛乳でも作れるのでしょうか。

A: 生クリームには多くの乳脂肪が含まれています。
乳脂肪は薄い膜に包まれていた「脂肪球」として、生クリームの中に存在していますが、混ぜたり容器を振ったりして衝撃を与え続けると、この薄い膜が破れて脂肪同士が結び付き、少しずつ大きくなってバターになります。
生クリームをご自宅で作られる際は、動物性の生クリームを選んでいただくこと、「種類別 クリーム」という表記があるものを使うのがポイントです。
また、乳脂肪分の数字が高いものほど、バターになりやすいです。
牛乳は、乳脂肪が少ないことに加えて、「脂肪球」を小さくする処理「ホモゲナイズ」が施されているため、生クリームと同じように容器を振って衝撃を与え続けてもバターはできません。
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Q:牛乳の味の違い以外に、栄養の違いはあるのか、子どもにはどちらがいいのかとか気になりました。

A:牛乳成分は高温殺菌の加熱で大きく変化することはありません。低脂肪牛乳は、生乳から乳脂肪分を除き、乳脂肪分が0.5%以上1.5%以下のものですので、牛乳と比べて脂質とエネルギーが少なくなっています。
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Q:牛乳を出せるようになるまで、とても長くかかって、一日にできる牛乳も思っていたより少なかったので我が家は飲みすぎなのかもしれないなと思いました。一週間に大人二人で4.5本は飲みすぎでしょうか?

A:平均すると1日にコップ1杯半くらいの量かと思います。
牛乳は、歯や骨の成長等に必要なカルシウムやたんぱく質、あるいはビタミン等の栄養分が含まれています。日本人はカルシウムが不足をしている傾向がありますので、その不足分を供給するのに重要な食品です。もちろんその他の栄養素も総合的にみる必要はあります。
年齢や1日の活動量によって、また特に治療中の方は、食事量、調理方法など、医師や栄養士に確認が必要ですが、そうでない方が摂取される量としては飲みすぎということはないかと思います。
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