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知ろう 学ぼう 未来のために「核兵器禁止条約って何?その最前線」を開催しました
- 2022年07月08日
- とりくみ・活動
7月5日(火)京都テルサ東館大会議室にて、ピースボート共同代表 川崎 哲さんを講師に迎え 平和の学習会を開催しました。組合員、役職員の総参加者数は100人を超え、会場へは30人、オンラインでは約80人の方が参加されました。
川崎 さんは、2017年にノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員として、核兵器廃絶に向けた活動を続けておられます。先月6月21日~23日 オーストリアのウィーンで開かれた 「核兵器禁止条約第1回締約国会議」にも参加されており、今回は帰国直後の講演となりました。
講演の中で、「核兵器禁止条約」は、核兵器は非人道的な兵器であり、核兵器を全面的かつ完全に禁止し、核兵器の廃絶への道筋を定め、核被害者への援助を定めた条約であるということをお話しいただきました。
また、川崎さんが参加された「第1回締約国会議」では、各国の代表やNGOなどの議論により、「核なき世界」の実現を目指す「ウィーン宣言」と、具体的な取り組みをまとめた「ウィーン行動計画」が採択されました。次回の会議は2023年11月に開催されます。
【講演の内容をメモする参加者】
今回の講演では「核兵器をなくすために自分たちには何ができるのか」を改めて考えることができた方が多くおられました。身近な人や、これからの未来を担う子どもたちにどのように伝えていくか。その一歩を踏み出すことができる機会となりました。
【参加者より寄せられた感想】
・今日学んだことで、核兵器は持ってはいけない、世界からなくせると思ったので、周りの人に話したり、子どもたちに教えていきたいと思います。
・世界の状況をもっと学び、それを周りに広めることで、すこしでも核廃絶を進ませることを確信できる学習会でした。
・私には2人の息子がいます。4歳の息子でも「ウクライナってなに?」と聞いてくるほどロシアとウクライナのニュースは入ってきます。子どもたちに何から教えたらよいのか、難しいと感じておりましたが、先生の「まず命の話をする」という言葉がとても腑に落ちました。
▲本講演会の様子はこちらよりご覧いただけます。
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