60周年

トピックス

~安心してドナー登録できる職場環境へ~  有給の「ドナー休暇制度」を導入します

  • 2023年08月02日
  • プレスリリース

骨髄バンク--2023登録会1.jpg 骨髄バンクへの登録を受け付ける風景   写真提供:NPO法人「献血と骨髄バンクの和を広げる会」

 

 京都生活協同組合は、働く職員の特別休暇として「ドナー休暇制度」を導入します。ドナー候補者または提供ドナーに選ばれ、面談や検査、入院などを行うのに必要な期間を有給で保障することで、ドナーとなった職員の心理的負担を軽減し、職員のドナー登録を促進するためです。

 ドナーは提供に際して、46回の外来受診と、骨髄提供の場合は4日程度の入院、末梢血幹細胞の場合は7日程度の入院が必要となります。長期の休暇が必要になることから、提供ドナーに選ばれても、職場の事情などから提供を辞退せざるをえないドナーも存在します。同時に、若年層ドナーの増加も喫緊の課題となっています。

 造血幹細胞を提供しやすい職場環境を作り、ドナー登録者の増加に貢献するため、この度、京都生活協同組合では「ドナー休暇制度」を導入することといたしました。

 つきましては、ご取材のほどよろしくお願いいたします。

 

 20212022年度に、社会貢献活動助成金制度を通じて京都生活協同組合が支援した、NPO法人「献血と骨髄バンクの和を広げる会」との交流の中で、今回の導入が決まりました。

バックナンバー