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「国連原爆展in京都」を開催しました
- 2023年09月01日
- お知らせ
【開催報告】
8月25日(金)から27日(日)の3日間、京都市左京区の京都教育文化センターにおいて、「国連原爆展in京都」を開催しました。
国連原爆展は、昨年8月のNPT(核不拡散条約)の再検討会議にあわせて、日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が国連本部で開催した展示です。
全国の生協からの募金によって、国連本部での展示パネルが作成されたことを受け、東京に続いて京都でも国連原爆展を開催する運びとなりました。
主催は、京都府生活協同組合連合会(京都府連)、コンシューマーズ京都、そして京都生活協同組合(京都生協)です。
8月26日(土)には、日本被団協事務局長、木戸季市さんによる講演会も開催しました。
ご自身の被爆体験や、国連原爆展開催に至った経緯、核兵器の非人道性について語ってくださいました。
講演の後は、原爆展の写真パネルを見ながら、木戸さんに解説をしていただきました。
ご自身の被爆体験も交えながら語られる言葉を、参加者は皆かみしめながら聞き入っていました。
火葬場に、亡くなった弟をおぶってきた少年。
戦争の現実と悲惨さを突き付けられる思いでした。
被爆者の高齢化が進み、パネルには亡くなられた方も多くいらっしゃいました。
若い聴衆の姿もありました。
参加された組合員と木戸さんとで写真撮影。
ロシアによるウクライナ侵攻に端を発して、世界の軍事的な緊張が高まっています。
木戸さんの言葉より・・・
「知らない」というのは、核兵器を使うことにつながる。
被爆者には一人一人名前があった。
核兵器を使わせないために学び、周りに知らせていくこと、そして、国と国との対話が大事。
木戸さんの話を聞いて、NYで皆さんが言われるのは、「原爆が落とされたことは知っていたが、今までは落とす上空からの視点だった。話を聞いて、地上で何が起こっていたか分かった。自分の明日からの生き方が変わった」だったそうです。
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